無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 4月 30, 2017

光合成の式で遊ぶGW

6CO2+12H2O→青い光と赤い光→C6H12O6+6H2O+6O2
この右辺の考察。
その前に
6CO2+6H2O→C6H12O6+6O2 なる式を見たことありませんか?
左右の式の重複している部分を通分してしまうと、違った意味になってしまいます。
下の式ですと、左辺の水に含有できる炭酸ガスの量が倍になって、地球の温暖化の理由であるCO2の限界が倍でもいいことにもなりかねません。まあ温暖化はさておいて。
また、右辺を見ると、出来上がったブドウ糖は原液のまま存在する事になって、どうやって運ばれたりするか判らなくなっちゃう。
だから、左辺の12の水から右辺で6のH2Oを作り出していることが理解できます。
左辺の12の水は濁っていても、葉緑素の細胞を通過すると、新しい水、しかも6H2Oに溶けたC6H12O6のブドウ糖液となって、それに6個の酸素が溶けた状態で、根から吸い上げてきた水管と違った水管を通って、成長点である根本に運ばれたり、葉の先端や芽の先端の成長点に運ばれていくのです。
このことを理解すると、純粋の水が作成される理由、不純物を排除して植物の成長点や穀物の貯蔵に於いて、純粋な成分の成長が遂げられている。
つまり、穀物だの植物繊維の先端には、不純物は届かない仕組みになっていて、悪しきミネラルや化学物質を取り込まないような、仕組みになっていることが、この光合成の式は表しているのですね。
これは、遺伝学的見地から見ると、悪しきミネラルを取り込む仕組みの植物は、病に侵されて淘汰されて、この仕組みを持った植物群が残ったのだろうが、これを神と仕業と思ったほうが、ウケが良いような気がします。

光合成の式で遊ぶ(その2)

ゴールデンウィークなのですが、
頭も光合成の式で遊びましょう(その3)
6CO2+12H2O→青い光と赤い光→C6H12O6+6H2O+6O2
青い光は化学変化のエネエルギー、紫外線など。
赤い光は熱エネルギー、赤外線も。
葉が緑に見えるのは、赤と青が使われて吸収され、使われなかった緑の光が反射して、それで緑に見えるから。
白い色は、総てを反射させている証。
桜のピンクは、青と緑が少し吸収されて反射しているから。
ウドの黄色は、青が少し吸収され始めているということ。
イネの苗、暗黒下において、土中から白い芽を出した時、始めウドみたいに黄色くなります。
 白い芽に日光を当てて緑にすることを、緑化と言いますが、よく考えると変化するのではなく、始めは青い光を吸収し始めるということなのでしょうね。
その時、まだ赤い光は使われず、少し時間がかかってから、熱エネルギーも使えるようになる。
やはり、なにか幼児が誕生した時のような、ニンゲンが守ってやらねばという感じになります。
やがて、赤の熱エネルギーも消費できるようになると、赤と青が吸収されて、緑だけが反射して緑色になる。
緑の色の持つエネルギーは何なんだろう?
ウドって言えば、東京の地下ではロウソクの明かりでやってましたね。赤いランプ・黄色いランプなどが良いのでしょうね。
昔、現像室の暗室では赤いランプでしたね。そういうことだったのですね。


6CO2+12H2O→青い光と赤い光→C6H12O6+6H2O+6O2
この右辺の考察。
その前に
6CO2+6H2O→C6H12O6+6O2 なる式を見たことありませんか?
左右の式の重複している部分を通分してしまうと、違った意味になってしまいます。
下の式ですと、左辺の水に含有できる炭酸ガスの量が倍になって、地球の温暖化の理由であるCO2の限界が倍でもいいことにもなりかねません。まあ温暖化はさておいて。
また、右辺を見ると、出来上がったブドウ糖は原液のまま存在する事になって、どうやって運ばれたりするか判らなくなっちゃう。
だから、左辺の12の水から右辺で6のH2Oを作り出していることが理解できます。
左辺の12の水は濁っていても、葉緑素の細胞を通過すると、新しい水、しかも6H2Oに溶けたC6H12O6のブドウ糖液となって、それに6個の酸素が溶けた状態で、根から吸い上げてきた水管と違った水管を通って、成長点である根本に運ばれたり、葉の先端や芽の先端の成長点に運ばれていくのです。
このことを理解すると、純粋の水が作成される理由、不純物を排除して植物の成長点や穀物の貯蔵に於いて、純粋な成分の成長が遂げられている。
つまり、穀物だの植物繊維の先端には、不純物は届かない仕組みになっていて、悪しきミネラルや化学物質を取り込まないような、仕組みになっていることが、この光合成の式は表しているのですね。
これは、遺伝学的見地から見ると、悪しきミネラルを取り込む仕組みの植物は、病に侵されて淘汰されて、この仕組みを持った植物群が残ったのだろうが、これを神と仕業と思ったほうが、ウケが良いような気がします。

光合成の式で遊ぶ

光合成の式
6CO2+12H2O→青い光と温度→C6H12O6+6H2O+6O2
 それを支援する葉緑素のマグネシウム酸化の式
2Mg+CO2→青い光化学変化のエネルギー→2MgO+C
 マグネシウムが酸化することで、ブドウ糖ができるのは解ったところですが、では一日たくさん働いて、葉緑素に含まれるマグネシウムを全部酸化させてしまった場合、翌日はどうなるのでしょう。
 朝になってお日様が出ても、マグネシウムが酸化したままだと、酸化の式が成立しませんね。
 夜の間に、
MgO + H2 →闇→ H2O + Mg の反応が起きている。
と考えるとサイクルは限りなく成立します。
 光と闇の可逆変化を可能にしているのが、葉緑素のもう一つの成分である5-ALAであると考えています。
 5つの炭素にくっついているのが主に H2 水素は還元基ですね。
 温度が低いと、光と闇の可逆変化のうち、光合成の上段の式の可逆反応は成り立たず、マグネシウムだけが還元されるのですね。
 5-ALAが還元基によって成り立っている。自然界の科学者は素晴らしい。将にこれを以て「神」と称するのも言い過ぎではない気がします。
 NH2がアミノ基で、生命の兆しですが、還元基がついているので、揺らぐので生命活動になるのでしょうか? 素晴らしいですね。
 どうでしょう。水素や酸素のはたらき、H2O 水が織りなす化学の世界。少し科学を学ぶということに、知識ではなく感動も重ねることができそうな気がしてきませんか。
 それが解った処でどう対処すればいいか。街灯下においては成長が阻害されますので、夜は闇のままにしておくこと。
 実は、ハウスに明かりをつけたままの設備が有ったのですが、光を通さないポリトウシートで覆っていたときは良かったのですが、薄い不織布で覆う時には電灯は消すようにしました。
 ただ、電灯を消すだけに大げさですが、考えなければつけっぱなしにしてしまい、それも病のもとを作り出すことに繋がります。



6CO2+12H2O→青い光と温度→C6H12O6+6H2O+6O2
 それを支援する葉緑素のマグネシウム酸化の式
2Mg+CO2→青い光化学変化のエネルギー→2MgO+C
 オタクだと思えば、さしずめ「生物解析オタク」ですね。
光合成の式で何日でも遊べますね。
左辺の持つ意味。
6CO2 + 12H2O とは、水分子2個に対して二酸化炭素分子1個が溶けることを意味していますね。
 一体、地球上の海水に対して、どれだけの量の炭酸ガスが溶けているのでしょうか?
 地球温暖化の原因がCO2だという説があって、原発やめて火力で補っても、温暖化に拍車が掛かっていないらしい。
 火力発電の効率が60%位らしく、原発の効率は30%なのだそうな。
 無駄使いしたエネルギーは、設備を冷やすために使われているので、火力発電に拠る海に及ぼす熱量は、私達が使ったエネルギーの8割でした。
 ところが、原子力発電所の場合は、私たちが使ったエネルギーの倍のエネルギーが海を温める為に使われていたことが解ります。
 原発の方が、80分の200 2.5倍海水温を高めていて、地球の温暖化に対して影響が大きいことが解ります。
 フクイチでは、全く発電しては居ませんが、燃料棒を冷やしていますので、逆に海水は温め続けていますので、そうした点からも、原子力発電を巡る状況は、嘘やまやかしで固められた、虚構の中にあるのでしょう。
 式に戻ります。
 この式を見て解ることは、CO2を減らすには、葉緑素を増やすこと、即ち植林することがイチバンの近道だと、謂うようなことも読み取れますので、やっぱり生物科学は面白いですね。

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月曜日, 4月 24, 2017

イネ育苗・プールに出す

 播種後4周間目、ここ数日のお天気が低かったので、今日まで持ち越ししましたが、実質3周間にて、ハウス育苗を終えることができました。
 今日から暖かくなって、急激に乾燥してしまうので、急遽散水。
腰の疲労の解消のため、シュウーとを作り、使ってみて先端に慣らし用にベニア板を追加。 
スーッと落ちて、それを竿にて送り込みますと、床のデコボコを発生させずに済みます。
 一日で、4分の3できました。

自立のためには自律以上の手段がある

 自立するために、まず自律せねばと考えていました。

 己でルールを作って、身を弓にしてそれを守りきる。
「自律躬行」なる4文字熟語まで考えていましたね。

ところがもっと簡単で素晴らしい生き方があったのです。

 従属ではない奉仕の心。「利他奉仕」
積極的に、他人の利益のために、己のからだと心を差し出す。

 確かに、数段違う。
そうだ、こういうヒト、もう一人知ってる。
その方、障害者の利益のために、己の心と時間とお金を差し出して、今も戦ってる。

 ワタシは、まだ、まだまだだ。

日曜日, 4月 23, 2017

星の皇子さま、宇宙の王に立候補。

 上田のお城の桜が咲いたというニュースと同じ日に、
隣の星の皇子さまが、『宇宙の王になる決心を為された。』と謂う記事が出ました。
私は、山蕗の薹を摘んで謁見に行ってきました。

 星の皇子さまが、曰るに、
春とはいえ、外はまだ寒い風が吹いているのですが、お部屋ではポカポカと暖かい陽が射しているので、椅子に座ってお昼寝してましたら、カエルが目の無いヘビに乗ってやってきたのだそうです。

 星の皇子さまは、ヘビはお好きではないのですが、ふたりの様子がおかしいので、お話を聞いてあげることにしました。

 カエルが「申し上げます。」って言ってからお話するには、
「ニンゲンが田んぼに、除草剤やら殺虫剤という化学物質を撒くので、仲間がみんな死んでしまいました。」
「カエルはもう田んぼには住めないので、高い山に避難したカエルの一家とヘビの一家が、かろうじて生き残りました。」
「みんなで話し合って、星の皇子さまにお願いするためにやってきました。」
「ヘビに食べられてしまっても、家族が生き残るためには、どうしても星の皇子さまにお会いしなくては、と考えました。」

 星の王子さまは、目の見えないいヘビにも、お尋ねになりました。
「どうしてカエルと一緒にやってきたの?」

 ヘビが申し上げますに、
「星の皇子様に合う旅には、ヘビの知恵が必要なのですが、旅を終えて無事に帰るには、カエルの運が必要なのです。」
「カエルを食べてしまわないように、自分で炎の中に飛び込んで眼を焼いて、背中に乗せて、舵を執ってもらってやってきました。」

「どうして?」
って星の皇子さまがお尋ねになると、ヘビはからだをクネクネさせて言いました。
「このままだと、みんな死んでしまうので、カエル断ちを約束するために、自分で眼を焼きました。」

 星の皇子さまは、二人の勇気に感心されましたが、悲しい心になって、再び聞きました。
「どこの星なの?」
 カエルがお答えするのには、
「銀河系、日本星です。」

と謂うような訳で、星の皇子さまは、宇宙の王になる決心をされたのです。

 私は、王様になるのには選挙があって、それに勝つには仲間の推薦とか、お酒を飲ませなけりゃぁとか、そんな心配をしてしまうのです。

 星の皇子さまは、そんなことは考えていませんでした。
カエルとヘビの住む日本の星を、ニンゲンが汚してしまったことを、ただ悲しんでおられるのです。
 ニンゲンのことも、死んでしまったカエルやヘビのようになるのではと、心配しておられました。

 私は、15歳で学にココロザシた頃、星の皇子さまと似たような心の持ち主でしたので、30歳で独立した頃には、『ヒトの為に生きるのだ。』と、真剣に考えて今日まで生きてきたように思っていました。

 昨日、星の皇子さまのお話をお伺いして、『自分が完全に俗物になってしまっている。』ことに気づきました。

「一体、この37年間は何だったのだろう?」
結局、自分の体裁だけしか考えず、
「好き勝手に生きているだけではないだろうか?」
本当に、『ヒトの為だけに生き』ては居ないのです。

きょう一日、畑に居て出した結論は「まだ俗物でいよう。」
星の皇子さまの清々しさに気づき、改めて感動を呼び起こした一日でした。

明日、プールに

今夜は冷えるので、明日まで待ってからイネ苗をプールに出します。
播種後丁度4周間になります。
今日は最後の温床の日、ネズミの害もなく、本当にご苦労様。
均平取れたプールに、防草シートを張り、エアーを抜いて、真っ平らな床を作りました。
でも、今夜は冷えるので、ストーブを焚いて、最後の過保護。
明日からは、大自然が待っているんだ。




土曜日, 4月 22, 2017

縄文文化はイノベーション文化

縄文文化のひとつが、母系家族

母が全ての源であり、誕生の神様であることに、一点のブレもない。
母なくして、何人も誕生すること叶わず、倫理なき時代に有ってもこの事実に、異を唱える者はおらず、当然この思想が一番先に来る。

現代においても、この原則に変更はない。ただ忘れているだけだ。
父など、只の細胞分裂の刺激の針先に過ぎず、もし、人工に拠って卵子の分裂の刺激が可能なら、もはや男の役割は、働くこと以外になくなってしまうほど、風前の灯なのだ。

だが、頑張ろう。私たちが彼女たちに奉仕することができたり、彼女たちのお気に召す存在に慣れれば、まだ、十分生きる道は有って、ワタシを求める姫様たちは、たくさんおられるのかもしれないのだ。

さて、縄文時代には、子育ての役割を終えた、元夫たちに次なる使命が有った。
子どもたちは、10歳かどうかは不明だが、幼児期を超えると、中央の集団生活ゾーンに移り、手仕事の見習い方からはじめて、集団にて生きることを学ぶ。
10代になれば立派な働き手となって、社会の発展に寄与できる。

娘は13にもなれば男を選んで結婚し、力のある男の子は竪穴式住居を新築して備え、そうでない者にも後夫としての生き方が与えられ、ひととときの家庭の幸せが得られたことだろう。

働き手としては、20代になるともう名人のレベルに達していただろう。何しろ30歳までの人生だ。

イノベーション innovation

in  婿に入る

nova 新しく

ation プロポーズして結婚して子育てする

こういう意味なのです。 

これを資本主義社会の条件下に当てはめたのが、シュンペーターが謂ったところのイノベーションだと、筆者は考えています。

物作りする組織は母。 異分子が婿。
結婚の極意は、「全身で妻の人生に入る」のであって、入れるのではありません。
組織もまた、受け入れるのであって、取り込むのではありません。
組織が変わり受け入れて、異分子は己も変わって、それぞれが融合するべく、奥から変化した組織に、innovationが起きるのです。

自分自身が変わらず、innovationすることは不可能で、それは単にひとつの発明に過ぎず、技術革新には当たらないでしょう。

縄文文化は戦いのない場所での処方箋です。
明日の日本に備えるには、あと3分の2の文化を取り入れる必要があるとおもいます。

弓矢の工業化

高原の鉱床は、秘密にされ大切に守られていました。
では、どのようにして2万年のビジネスは行われたのでしょうか?

守矢氏は、日本最長の固有名詞です。
一説には80代近く伝えられているようですが、それだけでも2000年近く、ワタシは2万年続いた家系だと考えています。

 黒曜石を岡矢に降ろして、この地に大家族制度の加工場を持ち、30歳の長老を頭に、今の工場と同じ仕組みを持って、20歳代の技術者集団、10代の見習い集団を備え、10歳までの子育てをする母系家族集団。
によれば、優れた矢じりを加工する事ができます。

顧客のニーズは、向上しますので、やじりから矢羽根のついた矢。弓の製造も交換文化の中で成長します。

矢羽は鷹の羽。鷹山・鳥羽・鳥矢なる地名が上田市側にあります。
岡谷は昔は「岡矢」あるいは「〇〇矢」ではなかったか?
古の道は稜線。稜線伝いにほぼ一日移動する場所まで、離れないと鉱床は守れませんので、諏訪側というか西日本は岡谷、上田側というか東日本は餘部即ち武石であったはずです。

筆者の住まいは武石ですが、鷹属であるチョウゲンボウの天然営巣地の地が鳥羽山。その平地の字名鳥羽、鳥矢、矢武商いと読める藪合、そもそも武石とは、鉄鉱石が一分角になった原石を算出する鉱床が岩山が露出した、武石公園、その北の集落形成好適地に矢じりの出土が多数、子供の頃一時間も畑に入れば、凄い数の矢じりが拾えました。

よく考えると古代の狩場で、矢じりを無くする狩りが在ったのでしょうか?
否です。当たらなければ矢を回収しますし、当たればやはり矢は獲物と一緒に回収できます。
超高級品で、消耗品ではなかったのです。

武石公園の北が、西日本に向けての加工場であった可能性を捨てきれません。

やがて、守矢氏は須波氏と戦い和解して、一大文化発展を遂げます。
その結果、諏訪大社を二分して諏訪氏と守矢氏により、八幡神社に次ぐ、諏訪信仰の中心地となって、日本中の武士の拠り所になるのです。

霧ヶ峰・美ヶ原文化

黒曜石による矢じりの採掘と加工が鷹山遺跡によってもたらせられ、2万年に渡って黒曜石の矢じりが、日本全国にもたらせられていたことが判っています。

どのような集落によりそれが為されて、どのようにしてそれが守られてきたのでしょうか。

その鍵が、霧ヶ峰と美ヶ原・高ボッチなど高原の形成にあり、守矢氏という名に収められています。

当初は、採掘現場で加工も行われていたはずですが、現地は高原ですので、冬季は今でも雪に覆われ生活することはできません。

当然、岡矢や鳥矢の地に集落が形成され、そこに加工と商いの場が形成されるべきであり、縄文文化の2万年の継続の場所が何処かに用意されていたことでしょう。

「守矢」矢じり産業を守る意味となります。
何から何と何処を守ったのか?

矢じりの黒曜石の鉱床を乱掘から守らねばなりません。
その昔、遠方より旅してきて、強き者だの疾き者が、季節や夜陰に乗じて、現場にたどり着き、かけらを手にして、稜線を走る姿を想像してみましょう。
そんな、命がけの時代も在ったことでしょう。

やがて、集団生活と文化の交換が行われ、石器の文化・土器の文化の交換の中に矢じりから弓矢の文化の交換や通商が発生したことは、想像できます。
その文化は、弥生時代や古墳時代にまで続いていくのです。

加工の文化は後にして、鉱床を守るにはどうしたか?現場は2000mの高原ですが、原生林については鬱蒼と茂っていたはずで、今でも裾野には原生林が広がっています。

美ヶ原をよく見ると、高原の葦原の最後は、原生林が刈りとられたように、直立した大木の断面を残しています。
つまり、高原は森林を焼き払われたことにより、出現しています。
高ボッチ高原・霧ヶ峰高原・美ヶ原高原は、見晴らしを良くして通行を制限する為に作られてある、高原なのです。

遺跡として、林の中しばらく潜った場所に砦跡が散見します。下からはその砦に辿り付けない城跡、獅子ヶ城や鬼ヶ城などの稜線の先端にあるのです。
つまり、砦や城を備え、兵隊を置いて、進入を防いでいたことが伺えます。

高原では、今は、牛の放牧が行われていますが、時代が動いてこの高原が日本の行く末を左右することになるのです。

縄文文化醸成の生き方

縄文時代のルーツは、ホモ・サピエンスではなく、ネアンデルタール人であるらしい。
彼らはサピエンスに追われて東に逃れ、幸運にも海をわたることが出来た。
2万年以上の間、交わることなく、互いに戦わない社会を作り上げることが出来たのです。

ただ、食生活は火を使った煮炊きに拠っったため、寿命が短く30歳を越えて生きることが難しかったらしい。
そのことが、特殊な文化を生み出したのです。

山内丸山遺跡の特徴は、中央に大きな集団の住居があり、周りを竪穴式住居が囲んでいます。

これは、母系家族であること。竪穴式住居の主は女性であり。夫を得た母が子育てを為し、狩猟の民である男子の死亡の確率は高く、夫婦であっても寡婦になる確率が大きい。
その場合、新しき男は中央の集団からもたらせられ、子育てのつがいが再生される。

母を病や寿命で失った家庭即ち、夫は住む家を失い中央の集団に移住する。
空いた家には、新しき夫婦が入りそこで子作りが行われる。
幼児期を過ぎた子は、中央の集団に移り、そこは長老支配の集団生活の場で、秩序を持って技術の承継や狩りの実施と訓練が行われる。

寿命30歳では、一子相伝は不可能なので、共同生活に寄って、長老から若者子供に教育と技術発展が可能になる。
また、この方法以外には、矢じりの加工や石器の加工、素晴らしきデザインの土器の作成は不可能になる。

山内丸山遺跡などが、海岸線より離れて標高30m以上の土地に形成されているのは、2万年掛ければ、20回以上の貞観や東北地震クラスの津波に生き残れた理由も解る。

新しき時代の幕開け

2017年4月23日午前4時:新しき時代の幕開け。
日本人の3分の1を占めている血液の遺伝子のひとつ、縄文人の血。
三内丸山遺跡における生き方。これを確実に江戸時代に伝えた功績一族が、鷹山で2万年生き、諏訪の大祝守矢氏である。
この生き方が、明日の日本を導くことになる。
ひとつは母系家族、即ち「母は本来太陽である。」母性がすべての基本であり、男子はその手足にすぎない。
 横風に謂うと、シュンペーターの提唱しているイノベーションである。
もう一つは、集団生活による技術の承継と文化の醸成にある。
この二つの集合体の生き方が、社会を安定した発展に導いてくれる。
諏訪神社の教えが、鎌倉時代から江戸時代までの、地域の発展をもたらした功績なのだ。
この詳細については、時系列を以って検証しつつ、みなさまにお届けしたいと思います。
次の3分の1は、弥生の稲作を持ってきた、越がもたらした古代中国の思想。孔子の論語・三国志の孔明・関羽・孫子・墨子などの文民思想。
最後の3分の1の百済がもたらした、朝鮮系の技術と精緻な技術革新思想。
この3っつの融合が、日本人の根底にあり、その確実な融合が江戸期に花開き、安定した精神と文化の発展をもたらして、今日の得意な日本人があり、日本がある。
どれひとつが、勝ちても劣ってもいけない。融和によって、安定がもたらされる。
そして、日本の大きな変革点は、侵略かどうかは問わず、外国に出兵して敗戦を味わったことに拠る反省と教訓に拠ってもたらされている。
白村江の敗戦による天武天皇に拠る改革・秀吉の朝鮮配線による江戸時代・太平洋戦争後の昭和の自民党がもたらした日本技術文化・中東やこれから起こる敗戦による明日の日本はだれが。

金曜日, 4月 21, 2017

歴史学の地図のデータベース

歴史を考える時に、地図が重要になります。
紀元何年頃、事件のあった都市は?都からどのようにして何日で、何処通って?その場所にどのようなヒトが住んでいて、何戸位だと、その事件が妥当なの?

年号や時代に拠って、道の位置も違い、国境も峠も海岸線も違う。都市の名も時代に拠って、異なってしまうのですが、残っている文献はだいたい書物なので、位置が不明になります。

都市の位置や規模は、最初は数戸から始まって、数百戸数全戸と広がって、位置も移動しているかもしれません。そうしたことが、その故郷ごとに調べられて、地理情報システムに登録して、全国や全世界を、時系列で書き出して見る事ができるようにすることで、より真実に近づけることが出来ます。

歴史学を目指す者たちは、そうした仕組み創りも、自前で整えていく必要があると、感じています。

地図が時代によって全く違ったように「動いている」という、センスが必要なのです。
ワタシの頭の中には、「地図は時間に拠って変化するもの」という概念がありますので、時代の古書を読むときに、大地の形は不変なままですが、異なった位置や拡大する都市の形を、年度によって変化させて、繰り広るので、既存の解釈と異なっても、現地には合致した考察になっていきます。

このシステムを、東工大の角本教授が発明して、京大防災研の畑山教授・名城大の吉川教授・秋田県大の浅野准教授らが、地震防災の面で開発を促進しています。
我が、長野高専のOBである、田玉氏と中曽根氏は、そのシステムを個人レベルで開発して誰でもが簡単に使えるよう、環境整備に努めています。

歴史の学問の場面で、学生とか研究室にて、導入して減ってんさせて戴けると、嬉しいと思います。
http://www.myexp.jp/

水曜日, 4月 12, 2017

資本主義の終焉

 マルクスの考察した資本主義には、二通りの発展があった。
当初は頭のなかで考えた、まだ発展できていなかった仕組みで、それでも始まる前に破綻することを予言しているのです。
 それは、本論の経済学に拠る、資本主義経済の仕組み。と
その破綻に対抗すべき政治学に拠る、共産主義政治経済である。

 経済学に拠る資本主義経済方式は、好むと好まざるに拘らず、今も繋がっているのだが、経済発展の仕組みを、説明したに過ぎない。
 マルクス後は、シュンペーターやドラッカーに依って引き継がれて、今も経済発展のヒントになりうる概念であって、人々が選び取ることはできない普遍の経済の仕組みにほかならないのだ。

 もうひとつは、国家の政治に関する仕組みであって、シュンペーターが語っているように、国家の仕組みを想定する時、計画経済に拠るほかに為し得ないので、シリアであっても、ロシアであっても、アメリカでも、日本でも、国家計画経済はすでに社会主義経済そのものであり、資本主義に拠る自由発展とは相い容れないのです。

スタートからつまずいた政治の仕組み。資本主義を語りながら。実際には社会主義経済政治や独裁共産主義経済政治に突き進んでしまっているのです。

この考察や世界情勢を見て解ることは、政治の仕組みを如何様にいじくっても、トランプさんにしても習さんにしても、安倍さんにしても、妙案は無いようですね。

資本主義の自由経済のもとでの、社会主義でしか機能しない国家の役割が破綻しており、独裁共産主義国家経済に傾きかけている。

この答は無いようだが、防ぐ手立てがあるとすれば、目まぐるしく役者を変えて、独裁を弱めることぐらいしか出来得ないのではないだろうか。
ここに、ひとり日本だけが発展を遂げられた、ヒントが隠されてるのではないかと思っています。


 個人的には、そうした類の世界からなるべく距離を置いて、全てのモノから自由になることだと考えています。

 全ての桎梏から自由になるには、自立しなければならず、こいつがまた桎梏。
それでも、自立を成立させる条件は、自律。

自律とは、己が己のルールを作り、己自身でそれを律して、己のルールを守って生きること。

段々、難しくなっていくが、気づいた方もあろうか。
何者にも負けない、高度な精神状態の己が居て。
ふと、それが新しい生き方に通じるのではないのかなと。

火曜日, 4月 11, 2017

新しい自分になる

すべての事柄から、自由になるのだ。
 いますぐに、全て、でなくても良いから、自由を手にする為の行動を始めよう。

権力からの自由を確保しなければならない。
 それには、なるべく権力から遠くに身を置くこと。

 心の自由と、身体の自由を天秤にかけて、心が欲しかったら身体を犠牲にして、権力から遠くに行こう。

 そうだ、田舎に移るのも一つの手だ。
自給自足。農作業は大変だが、心は自由になる。
 通いもあるよ。

衣・食・住

 自分で食べるものを自分で作るんだ。地方に古くからある固有の種探して、それ蒔いて少しチンケな野菜生で食べて、干して保存して蓄えると、心が少し自由になれる。

 布買ってきたり着物ほぐして、自分でデザインして針と糸習って、染めて着るもの縫って着てみよう。こころぶっ飛ぶよ。

 木を切って皮剥いで丸太つくる、それ組み立てて屋根かけてみ。 舞うよ。

金なんて所詮、紙と金属の塊。
 こころ持って、金で買ったと思えば、明日のこころは今の何千万。

無農薬の玄米と、手前味噌舐めてりゃ、百までの不老不死。
 医療いらず、介護知らずで、ピンピンコロリだ。

 泊まる家と耕す空き地を確保しました。
 自分のベッド作って床直して置こうよ。薪割ってストーブ炊けば冬も過ごせる。

 荒れ地だって元は畑、手で耕すも重機入れるもアナタ次第。
自分で田植えして稲刈って一年、全く自然の自分の米が食える。

時間、犠牲にすれば、こころが買えるよ。

日曜日, 4月 09, 2017

帰還はフクシマ収束が条件

帰還の否定が自己責任と言っているが、その前に福島原発を収束させることが、政府と東電の第一目標で、国と企業の責任であろう。

やるべきことをせずに、基準を甘く変えて、不安の地域を安全そうに変えることが、コントロールではないはず。

いま日本人が、国が先頭に立って、世界一の技術を誇る重工業や建設土木産業界あげて、最優先で取り組まなければならないことは、フクシマの原発から燃料を取り出して、安全に収束できる工場を作り、次に地震や津波が来ても、安全にコントロールできるように、備えることではないだろうか。

日本国民全員が、それが喫緊の国民の課題であることを認識して、次の総選挙のときに、それに取り組む政治家を選び出す。ことが必要だと思います。

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170408/Litera_3059.html

水曜日, 4月 05, 2017

ガバナビリティー

Gavernment 統治   ability 能力

Gavernability このまま訳すと、統治能力ということになるらしいですが、

国民主権国家におけるほんとうの意味は、被統治能力なのだそうな。


外国の文化なので、日本には根付いていないのかというと、そうでもない。

江戸時代や戦国時代も、独裁だったようだが、そうではない。

平和の江戸時代、「殿ご乱心」であったり、「殿に政治は何もさせない」方法が普通で、

官僚武士が政を執り行っていた。


「縄心」なる言葉、検地に於いて、検地用間縄の目盛り、1間を6尺何寸にするかで議論があり、6尺3寸とか6尺4寸とか駆け引きがあり、太閤検地当初は6尺3寸となっていた。約1割の減歩になるように、予めスケールを決めていたのです。

この意味は、後日年貢の取り立てが厳しくなるので、統治する側が予め少なめに見積もって、それに備えていたのです。

これが、統治能力であり、被統治能力だと思います。

今の政治家にその気概はあるのでしょうか?

そのことを問うまえに、あなたにそれを要求する能力があるのでしょうか?

被統治能力を放棄した国民によって、選び出された政治もまた、はじめから統治能力を欠いているのも、頷ける悲しいお話ではありませんか。

土曜日, 4月 01, 2017

リスク マネジメント

考えられるリスクについて、準備して備えることを、マネジメントというらしい。

 何故か、太陽がおかしいらしい。
地球の気候変動が大ブレするだろう。
寒冷化、温暖化、台風の大型化、地震の大型化というような事による、冷害・干ばつ・水害・土石流が予想され、食料の枯渇と電化生活の分断がありえる。
冷害;自然栽培に拠る強固なイネや野菜の栽培技術の研究と実践。これを整えると強い。
干ばつ;源流域の寒冷地に住むことで、比較対象地域的に恵まれている場所を確保。
水害;土石流や大水と強風に耐えられる場所の確保と耐久設備の改良を進めよう。
枯渇;自給自足や自家採種・自然界の植生を利用した生き方を進める。
インフラの停止;自然回帰による対応を備える。

 政治がおかしい。(らしいのではなく、無産階級にとっては無政府状態と認識スヘシ)
医療費・介護費の援助が遠くなっている;医者にかからず自立できる生活習慣を身につける。
安全と健康;自然食により食の安全を確保し、適度の運動負荷と酵素食により、脳と身体の若返りを図り、長活き生きの果に、自然死を選べる生き様を身につけた。
年金;自給自足を心がけ、助けてもらわなくても生きていける環境を確保スベシ、年金貰たっただけ得になる。
 当てにしないで活きる。ことは、その気があればできる、イチバン楽な対応ですね。

 トランプとプーチンとシーさんの世界になりそう。
仲良し三人組;軍事緊張より、経済緊張がやってくる。日本の消費税はアメリカ企業にとって、貿易摩擦なのだ。
謂われる前に消費税廃止を掲げる政権に明日がありそう;「ピンチがチャンスって、考えて政治の手綱を」そういうヤツ出るまで、日本はどん底を舐めるのだろうな。
蹂躙;韓国のほうがまだマシ。三権分立させて、国民から見て、外国人からも見ても、まっとうな政してないと、日本株売り逃げになりそう。
破綻したら、しばらく起き上がれそうにないが、みなさまその時を経験してみないと、解らないだろうな。

 不動のものがある。
人々は明日も腹が減って、飯も食うし、水も飲む。
僅かにでも不動の土地があれば、そこに住む。
心と身体の元気な人以外は、病んでしまうだろう。
曇りの日もあれば、ハレの日もあって、毎日時間は流れていく。
夢は、誰も邪魔することはできない。
まあ、気の持ちようだね。


育苗ハウスの薪ストーブ改造

 育苗ハウス、熱線が壊れるかもしれないので、薪ストーブを設置してエコタイプに改造
 温まった天井の空気を、奥の方まで送風。
 奥に届いた暖気を床に下げて戻す。
 加工1時間後にて、8℃に改良。
苗床の温度は、12℃をキープ。これで寒さ対策は万全に近い。