無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 4月 27, 2014

人のふり見て我がふり直せ

韓国のフェリー事故は痛ましい。お亡くなりになられた皆様のご冥福を祈りたい。
さて、昨今のかの国との軋轢の上にあって、この事故を目にした日本人は、心のどこかでさげすんでいる自分を発見してほしい。
それでは、同列になる。
人の不幸に接し、自分のありようを見つめなおさなければならない。と思う。

JRが認知症の患者の事故に際し、遺族に損害賠償を請求した件。自由主義、成果主義が行き過ぎている。人としてどうなのか?再発を防ぐためにJRにもできることがないのか?を考える姿勢がほしい。さもなければ、韓国のフェリー企業とおなじ事故を起こす前兆を持つことになる。企業よ慎重であれ。
損失をお金で解決しようとする姿勢は、次回にJRに過失があって事故が起きた時には、顧客からそれ以上の損害賠償を請求されるきっかけを作ったのだと、認識すべきだろう。

自分たちは、未必の殺人者である。知らないうちに加害者になっていることが多数ある。
車で走っているとき、いつ何時対向車線に飛び出ないとの保証はない。もし、家族が突然死して事故を起こした時、あなたは多額の補償を強いられるのだ。そのとき、全てを損得で解決する姿勢を改めないと、日本人もやがてあのような醜態をさらすことになりかねない。

化学肥料の害を知っているだろうか?農薬の害はどうか?殺虫剤の害はネオニコチノイドが神経回路のスイッチを犯して、興奮したままにする害を語られえているが、EUは禁止したが日本は使用を禁止する動きはない。禁止されていないからと使い続けると、害は既に知られている事項なので、抗議があった以後使い続けると、多額の損害賠償を覚悟する事態も考えられる。

水田の除草剤は、酵素阻害剤でできている。これは人間の生命活動をも阻害することを意味していて、因果関係が証明できないという理由で、販売がされている。それを研究している研究者がいないのが不幸の始まりだが、どこかで証明される時が来る。農業に化学物質を使い続けると、農民にまで損害賠償のつけが来る時代がやがて来る。我々はそれに備えなければ、農業続ける意味をなさないのだと、かの国の不幸を目の当たりにして、自分の心を洗っておかなくてならない。

水曜日, 4月 23, 2014

認知症患者の鉄道事故8年間で64名に思う

認知症患者が、家族のちょっと目を離したすきに街へ出て、線路に入り命を落としてしまいケースが、この8年間で64名になるという。
悲しいことに、やがて鉄道会社から運休の損害賠償が届くのだという。
どこまで、不労所得を追求すれば気が済むのか。これじゃあ韓国企業と変わりないと、怒りを禁じえません。
では、どうすればよいか、簡単である。
道路に遮断機付け上げ下げできるのだから、線路にも遮断機を付け、踏切と反対の動きをさせればよい。
これで、踏切から人が入る事故の大部分はなくなる。
私も、もらい事故何回も経験してるけど、補償されても絶対儲からない。
鉄道会社は、線路にも遮断機を付けることで、利益を計上できる。なにより企業イメージが上がる。
そんなことより、鉄道は殺人機械じゃあない。経営者よ目覚めよ。

プール育苗に霜が降りる

朝晩に少し温度が下がります。
プールに出した苗が霜にやられないように、深水にしておきます。
 今朝は、マイナス1度以下だったと思います。
腰越の自宅でもフロントガラスが凍っていたので、ここより200m以上高地なので、マイナス3、4度になったはずで、よく見ると苗の頭が白くなっていました。

日曜日, 4月 20, 2014

イノベーションのキーマン

石窯が一応の完成に近づきました。
背景の旧武石村役場の桜が満開になって、花を添えてくれました。
武石フードつなぎ隊の若い諸君も参加してくれて、はかどり且つうまく仕上げることができました。
27日にインナーの型枠を焼くと同時に、初がまにして火入れ式をお行います。

イネの苗箱をプール育苗過程に進めて、苗間の田んぼに出しました。
これで、ネズミとの戦いに一応の終止符を打ったと思ったら、減水が待っていて、今日は1日再度の代掻きを行います。
楽させていただけませんね。
朝起きぬけに、イノベーションについて思い当りましたので、ここに記します。

イノベーションを起こす第一責任者は、最低二人の社長が必要です。イノベーションは技術革新ですがそれは結果で、正しくは「新結合」だと考えます。
新結合とは、政敵のような異なった環境の二人が、新しい命題を実現するために、まったく受け入れ入れがたい現実を目の前にして、不本意ながらそれを受け入れるための、あらゆる選択と実行の果てに、たどりつく技術革新であるはずです。

その手法に5つの新しいテクニックが込められてできるので、ドラッカーの5つのイノベーション。
「新結合」は、ひとりの技術者が初めからイノベーションを狙う意味ではなく、二つ以上の企業の新結合からしか生まれないというか、まったく異なった環境の二つ以上の融合からなら、必ずイノベーションが起きます。

理研のケースでは、受け入れがたい手法と研究者の存在を認め、それを互いに受け入れなければいけない環境を作り出すことによって、新結合の条件が整い、イノベーションすなわちマスコミが云うところの技術革新が起きるのです。理研は自らチャンスを無にしようとしています。
今回の事件は、理研という組織の持つ特性により、組織内に自然発生した新結合の芽生えを、特殊な組織の良さをそれと気づかず葬り去ろうとしています。
その責任は、冒頭に書きましたように経営者にあります。
自らをして発生した己を卑しめる、そんな組織など不要です。

私事で言いますと、エンジニアが単に農業に取り組んだのではなく、科学技術に忠実であろうとして、経営品質を求めて顧客満足を探していたら、完全無農薬の命題をいただき、あふれる情報の選択をした結果、転移酵素が植物と動物の生命活動の根源であることを知り、酵素阻害剤を退けていった結果、全ての自然界にない化学物質を避けることにより、病気から解放される現実を目の当たりにしました。

忸怩たる思いは、この現実を世に知らせしむテクニックがないこと、自らをして理論に昇華できる知恵と時間を持っていないことであります。
完全無農薬の大量生産が実現すれば、社会から癌の半数がなくなる。病人の数が激減する。
田んぼから化学物質を排除して稲作をすれば、特A一等米が大量生産できる。
完全無農薬でイネで起きたことは、全ての野菜の生産にも応用できるはず。
植物で可能になった病気にならない栽培は、動物の飼育でも可能で無農薬の養殖、肉飼育、卵でも可能になります。
動物の飼育で可能になれば、ヒトにおいても可能になり、100歳までぴんぴんが実現できることに繋がります。
単に寿命だけでなく、医療費や介護費の軽減に寄与できるので、昇華していけば消費税も廃止できる現実でもあります。
無農薬栽培という命題は、ひとり農家の事件ではなく、企業の経営にも政治の場面でも、注目すべき新結合のチャンスであり、経営者に訴える根源であります。

土曜日, 4月 12, 2014

理研であるべきこと

「小保方君すごいな!これが万能細胞の種か、さっそく発表に向けて論文を整備しよう。」
「ノート・資料は、00君が、小保方君に目を通してもらってまとめよう。」
「再現実験は00チームが、発展はXX君のところで取り組もう。」
「発表できるようにするのに、タイムスケジュールを決めよう。」
「頑張って。」
というやり取りがあって、はじめてスタートライン。
それなくして、(同僚)「わかります?」(上司)「わからない。」
小保方さん、仕方ないので「ネイチャーに投稿して、仰ごう。」

これ組織と違う。
ネイチャーより前に、理研が研究成果を発表するべきだった。
理研として、再現性を確保して、「できました。」であって、
「できます。」というのは、「できるはず。」であり「できていない。」
ことを意味していて、組織の発表前の段階、
「ネイチャーなら再現してくれるか?」は間違いだった。

なぜそうなったか?社長がいないからだと思います。
組織や肩書がヒトを作ります。
理研は、社長が過去の人、
会長は居た模様だが、それしかいなけりゃ社長になる。
社長が社長の仕事しないで、部下がやっても、それは部下の頭でやった仕事。
社長の仕事は、社長がやらねば。
理研がすべきことはまず、理事長が辞職して、
横滑りでもいいから、責任とれるヒトが理事長職に就くこと。
そこからではないのかな。

政府系の研究機関と一緒に仕事したので、事情が解ります。
社長がいない。総務部長がいない。これでは組織の方向性がなくなる。
チームリーダーの下に誰もいない。リーダーなのに部下いなけりゃ変。
組織として意志もなければ、動きもない。で、ああなる。
大事なのは、天才を発見してみんながサポートすること。
それ秀才の仕事。秀才には天才の仕事はできないけど、目標さえ与えれば大きな仕事できるが、自ら目標を見つけることができない。
秀才を集めておいて、天才を探すしかない。それは無駄ではない。
無駄に見えるが、遊びの範囲。
秀才に仕事させると、理研の調査メンバーのような結論になる。
裁判は、総務の仕事、最後。
まず、会社の成果を上げるべく、秀才を働かせるべき。
天才に野暮な仕事させるな。天才は方向付けをさせるべき。
せっかく発見した才能を無駄にするな。

頑張れ、理研の良心。

日曜日, 4月 06, 2014

ほおずき苗比べ

ほおずきの苗を妻が越冬させました。
それが、左の画像です。
通常、種蒔いて発芽を待てば、まだ下の画像程度です。
「すごいね。」って言ってます。

土曜日, 4月 05, 2014

pizzer石窯キングストーン装着

 pizzer石窯の積み上げを終了しました。

下部はしっかりと、少し細かく積み、天井付近は大きな石を組み、落盤しないように工夫して、最後にキングストーンを嵌めて石積完成です。

この次は、針金巻いてモルタル塗り、その外にへーベルライトと軽石混ぜて断熱モルタルを張り、また針金巻いてモルタル掛けて、最後にタイルを貼ろうかと、 
そのタイルの案は、蛙石なる面白い石が近所で産出しているので、それをモデルしました。

金曜日, 4月 04, 2014

一葉展開

 イネ苗、第一葉展開しました。
葉耳から折り返して葉が下に付く、すなわち葉耳から上の葉の方が長い苗を作れれば、苗つくりは一応成功と言えるのだそうです。
その条件は、クリヤーしました。

水曜日, 4月 02, 2014

倫理矛盾と再現性:科学技術の顔を顧客に向ける

苗箱平置き、昼間25℃から27℃、夜間12℃を切らないように、三相200Vデルタ結線にて、単相200V1000W120mの電熱線を両脇に敷設して、724箱。
1葉が展開したところで、今年の出来が占えます。もう一踏ん張り、田んぼの方は、畦仕舞い水回りを中心に順次整備中。

新しいことに挑戦するとき現場では、理屈が正しいかそうでないかではなく、論理矛盾がなければそれでよい。
また、手法については、これまた誰かの認証や証明など不要で、手法が確立していて、自分でも弟子でも試行して再現性があれば、その時点ではその理屈で良いと思います。
小保方さんのパッシングでも理解できますが、新しい事象を提案するとき、だいじなのは些末のことなのではなく、大筋が向かう先に文化があることが、自分で確信を持っていればそれでよい。
まあ、小保方晴子さんは、日本を離れられた方が良いでしょう。
GISでもそうでしたが、私が津波シミュレータを普及しようとして、地震で死ぬ人、津波で死ぬ人が最小限にすることが目的を唱えましたが、「最先端の技術を完成させるかどうか?」に興味が行って、本末転倒になった結果、空中分解してから東北地震が来た。政府予算にからみついている人達なんてそんなもの。
農業だって、農薬の害を語っても、農家なら皆否定する。「今のままで良いんだ。」それでは、消費者にそっぽ向かれてしまう。

火曜日, 4月 01, 2014

イネの成長が判る為には、糀が出せるようになること

植物の生長理論は難しいですが、イネの成長については比較的理解ができそうです。その最初の理論として、種の生長理論があります。
種の仕組みを、頭の中で分解するには、糀を理解することが近道です。
糀が出せると言うことは、温度管理の妙を会得することで、温度をコントロールして糀菌を繁殖させるには、酵素を理解することに通じ、理解ができれば美味しいこうじができ、美味しい味噌が得られます。
美味しい味噌が造れれば、イネの種から優良な苗を作ることができます。
「苗八作」とも言われますが、強い苗を育てることができれば、強い稲・大きい穂を育てることができます。
大豆育てて、糀だして味噌こねて、美味しい味噌ができるようになって、きっと一人前なのでしょう。
料理も同じ事なのでしょう。

 不思議なことひとつあります。世に職人は沢山居て、杜氏・調理師など名人と呼ばれる人達がいますが、市場や畑にある物を使って、美味しく作ることが仕事だと思われているように見えます。あるいは私が知らないだけかも知れません。
本当の美味しさは、野菜なら全く混ぜモノなしで育てると、そのままで凄く美味しくて、調理なんて必要ないほどなのですが、それ知らないんじゃあないのかな。
はじめの土つくりから、完全化学薬品の無い自然の力を借りて、自分で確かめてする調理人って、居ないのかなあ。