無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

金曜日, 10月 28, 2011

脱穀

 少し遅い稲刈りだったのと、途中に雨を夾んだので、脱穀が今頃になってしまいました。
 わたくしことですが、今日は父の命日でもあり、天国への報告も兼ねて、稲をこくことに決めました。
 晴れが続いたので、田んぼの調子も良く、脱穀機の調子も又順調で、昼前に一番大きいいい1反7畝の田を終えて、画像は昼過ぎの福田の様子。前田を終えたのは4時頃。ゆるめですが全部で30袋の今までの最高の収穫高になりました。

 無農薬の稲作り、客土のみの無肥料、ポット苗による深水、田植え後の米糠散布、水管理等々、それなりの手応えを感じることができました。

 今年は、餅米籾の高温消毒に失敗して、餅米の作付ができなかったのが、心残りですが、来年は慎重にして、餅米を育てたいと思います。
 作付面積も増やして、頑張ろうと思っています。

日曜日, 10月 16, 2011

恩師の半寿祝い

 中学時代の同級会に参加しました。
担任の先生が、81歳になられて、それを半寿というのだそうで、学のある幹事が披露してくれました。

 先生は、かくしゃくとしておられて、新聞は地方紙と朝日を購読されているそうで、いずれも止められないと、おっしゃっておられました。まだまだ、先生であられます。

 お友達も立派になって、悪ガキが聖人君子になっていて、素晴らしいと感じました。
 また、女性陣がみな、当時より若くて綺麗になられての参加で、ビックリしました。
 地元で農業が現役で頑張っている男友は、どなたもスラリと痩せていて印象的でした。
 農業が、からだにも良い所以だと思います。

金曜日, 10月 14, 2011

いねかり・ハゼ掛け

 稲刈りを終え最後のハゼ掛けをしているところです。
私はこの後、現場から逃亡をするのですが、若い人達が頑張ってくれたおかげで、無事に稲作を終えることができました。

 昨年に作って於いたハゼ棒が2束余っていたのも使いましたので、稲束の数だけでは、今年が最高の出来になったようで、収量も期待の処です。

 無農薬の米つくりは、客土と無肥料と深水がポイントであることが判ってきました。
 来年に向けて、畔嵩の整備と客土を心がけようと考えています。

水曜日, 10月 05, 2011

稲刈る

 少し早めでしたが、稲を刈ってみました。
家の前の田んぼと、福田と呼ばれるこの田んぼを、手始めに刈ってみたところです。

 今年は想いの外経過が良く、良作となっていました。福田は、倒れて刈るのに苦労しましたが、穂は重かったです。
 少し、イモチ気味の穂で驚いています。6年目にしてようやく、無農薬のポイントが見えてきました。

 それはそれで嬉しい限りなのですが、早速その晩鹿がやってきて、ついばんで逃げていきました。驚いて、ハゼの廻りにネットを張り巡らしましたところ、昨晩はそのネットを押し上げて、いたずらをして(本気なのでしょうが)いきました。
 獣との知恵比べ、一進一退には閉口します。「イタチごっご」とはこのことなのだと思い知り、改めて、山里での農業の苦労を覚悟した次第です。

日曜日, 10月 02, 2011

いちご移植・開墾のこと

いちごの苗を植えています。

 イチゴの苗が育ってきて、根がポットの中に幾周も回って、「早く植えてくれぇ」と叫んでいるようでしたので、畑に降ろすことにしました。

 12の畝をたてて、9畝と半分を、一週間掛かって、移植しました。作業にもだいぶ慣れて、手早く確実にできるようになりました。




 2年間にわたって、羊の運動場になっていた畑を、開墾することにしました。
 畑の傾斜が、スパイラルのようになっているので、重いトラクターや耕耘機で耕こすと、斜めに移動してしまい不便なので、長手方向には水平に、横方向には僅かな傾斜となるように、土を動かして平らな畑に変えようと思います。

「表土に優る耕土なし」などと云われますので、一旦、表土を剥いで脇に寄せて置き、床土をダンプとバックホーで高いところから、低い方へ均して、底に表土を戻します。
 横幅20m長手40mの畑が出来ます。3日掛かりで、3分の1ほど開墾ができました。
 昔、田んぼだった処に、宝暦年間に深層崩壊によって、山の土が土石流となって押し出してきた、そのままの地形の畑でした。運良くやわらかい赤粘土と礫混じりの良い土で、きっと素晴らしい無農薬の畑になることでしょう。
 ご先祖さんに感謝です。