水曜日, 3月 26, 2008
日曜日, 3月 23, 2008
水曜日, 3月 19, 2008
無添加パンを食べる
最近、プロフェッショナルの無添加パンが食べられるようになりました。
パンを食べるだけで、”嬉しくて思わずホオがゆるむ”のを体験しています。
それに合うような、三宝柑マーマレードを作り、たべましたら、不思議にリッチな気分になり、娘も「きょうは凄い贅沢!」と感動していました。
プロの仕事を見せて貰いました。
これまでのジャム道は、”パンに負けないように!”のレベルでしたので、ライ麦パンのような強いパンには負けてしまい手足が出なかったのですが、おいしいプロのパンを食べてみて、”パンに合う”事が判り、勝負ではなく、”合わせる”姿勢こそが重要なことに気付きました。
これからは、合わせられるよう、腕を磨いていきたいと思います。
プロのみなさんに感謝感謝です。
土曜日, 3月 15, 2008
ジャム新ラベルで
ジャムのラベルを新しくしました。
これまでのデザインから、伝えたいことを書くタイプにしてみました。
ラピスラズリと紀州三宝柑が、とても良くできたので、早速報告にと、信州せいしゅん村を訪ね、むらおさに旧ラベルビンを示して、熱く語ったところ、「そのしゃべったところを書きなよ。」「こんな手作りだの自然の味だの、誰でも書くようなこと書いても誰も手をださんよ。」それもそうだ。語りたいことは山程有る。っと言うわけで、できました。
プロのデザインを追求しないことで、素人らしく、でかくしゃべっているのが、自分らしくて、その点が気に入っています。
自画自賛ですが、品みたいのが出たような気がします。
このビンを見かけましたら、手にとって読んで下さい。
宜しくお願いいたします。
木曜日, 3月 13, 2008
三宝柑がおいしい
苦戦をしていた三宝柑マーマレード、ようやく、気に入った味、にがみ、とろみ、香りになりました。
マーマレードには、苦みという、ひと味と、歯触りという食感が追加されていること、この加減は男には良く判らないのです。
はじめ、ひどく苦いものをつくって不評でした、次にやさしくしたら、「気の抜けたビール。」苦みがどこまで残ればよいか?確かめて試食している内にどんどん判らなくなっていくのです。係数で表せないので困難を極め、ようやく加減が掴めはじめたような気がします。残り水を飲んだりして決めるのです。
次に歯触り、これは作って翌日でないと感じられないので、もう10日も失敗の繰り返しなのです。
どうにかこうにか、お姫様のお気に召すものが出来そうな気配、答えは明日です。ちょっと嬉しいような不思議な気分を還暦を前にして味わっております。
お客さまは神様の意味が、少し判ってきたきょうこの頃です。
そうです。それに尽きるのです。
火曜日, 3月 11, 2008
三宝柑に苦戦
三宝柑に苦戦しています。
なかなか気に入った出来にならないのです。もう、4日から一週間になりますが、そのたんびに違った出来になり、いまひとつ納得の出来に遠いのです。
手順を少しずつ変えて毎日挑戦していますが、確信が持てないでいます。
中学の同級生にお願いして、道具立てを少し変える準備が整いましたので、明日また確かめようと思います。
折角、玉置さんが頑張って作った三宝柑なので、無にしないよう頑張ります。
月曜日, 3月 10, 2008
日に新たに、日々に新たに
本日春の雨です。
1昨日までのふるさとは、畑は雪の中に埋まっていました。
昨日より融けだして、夕方にはすっかり黒い土が顔を出しました。
これまでは、雪で動きが取れないことに甘えて、見えない事を良いことに、考えないようにしていましたが、いざ土が顔を出すと、農作業が急に忙しくなって、一気に心に広がってきます。
これまで、書物を便りに無農薬をめざし、自然農法に取り組んできましたが、よたよたながら、なんとか2期の収穫を終えることができました。
最も真剣に取り組んだ”いちご”の2基連続の成功から、いろんな事を学びました。
雪のおかげもあって、今年は、ブルーベリーも花芽をたくさん付けています。
お米も、少し収穫が増やせる予感がしますので、勉強しながらはじめていこうと思います。
本日を穀雨として 心を新たにして、出発しようと考えているところです。
月曜日, 3月 03, 2008
部外者だからこそ見えることがあります
これ、ラピスラズリ、粒がゴロゴロ。(新発売)
夏の朝、摘みたてのブルーベリーをまとめて、口に ポイ って食べたときの、ちょっと得した気分をジャムにしてみようと思いました。
それには、無農薬で栽培したり、農場に落果を落としておかないように、完熟果は頃を見計らって摘み取ったりとか、やたら綺麗にておくことがポイントでした。
無農薬など謳っても所詮素人には農業はできないという声を無視して、部外者だから農協の指導もこないので、自由にやれます。
お米もまた同じで、いろんな方にヒントをいただいて、自然農法を最大限真似をしたパクリ農法にて、豊かな実りを実感しております。
ジャム製造も、父から譲って貰った技法以外は、全て独学にて調えたものですので、職人の技や既成概念にとらわれずに、開発一筋で突き進むことができました。
農業で一番の参考書は化学の項、ジャム作りは化学に加えて、物理学と品質工学を重点的に攻めたのです。
結果として手にするのは、これまでの概念を突き崩すもので、お顧客様のニーズに限りなく近付く(近付いた、のではなく進行形)商品を開発していく姿勢なのであります。
ですから、商品は毎日成長していると言っても言いすぎではない、面白い商品を形作っていたりしています。
今年も、面白いと言うより、思いも掛けない展開を提供しようと、励んでいるおじさんなのであります。