無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

木曜日, 10月 30, 2008

羊が帰る

 6月から新しい家族であった羊たちが、八重原の自宅に戻りました。

 羊の餌場は、最終的に4反歩ほどの広さになって、そのほとんどを綺麗に食べてくれました。
昨日、そこに麦を蒔くことができました。

 一番の成果は、人々を連れてきてくれたことに尽きると思います。
本当に沢山の人が見えられました。

 来年はもう少し本格的な牧場にして、羊だけでなくポニーという案もあります。
ニワトリにも、うさぎにも挑戦してみようと思っています。

 お疲れさまでした。

月曜日, 10月 27, 2008

羊で開墾

 羊で開墾をしまして、麦の種をまく予定です。
思いのほか順調で、双葉まで食べてくれたおかげで、小型のトラクターにて石だらけの畑の開墾をすることができました。

 羊はエコロジーな仕事をしてくれることが証明されましたので、次年度はこれを本格的に導入してみようと思います。

水曜日, 10月 22, 2008

窓の向こうの紅葉と真っ赤なトマト

 外はもう木枯らしが吹こうかと云う位寒い日になりました。
でもトマトの畑では、元気なトマトがまだ花を付けたり、伸びたりしています。

火曜日, 10月 14, 2008

食の安全を提供する


 「食の安全安心を守る。」 ことは、難しいと思います。と言うか、誰もその役目を担ってる人が居ないのではないでしょうか!

 「安全安心の食を提供する。」 これはできるような気がします。でも、一体何人の人がそれに使命を感じているのでしょうか?
 私の見る限り、ほんの僅かな人しかいないような気がします。

 見方を変えて 「自分の食の安全を確保する。」 この方々は一部の農家に見られます。
結構小規模の農家だったときに可能な方針です。

 「農薬を使わない。」 この決心はかなり重い決断となり、実は出荷農業ができなくなることを意味します。

 決まった量の化学肥料をきちんと使い、減農薬とは云え、決まったときにしかるべく農薬を使わない野菜は、共同選果場に送ることができない仕組みとなっていて、残された農家は自前で顧客を捜すか、あるいは農産物は自家用だけにして、勤めに出ることしか生きる道がないのです。

 ですから、みなさまが、「からだに優しい安心安全の野菜が欲しい。」 と云うときには、自分で作るか出掛けていって探し出すしか手がないのです。

 今年は手遅れですが、次年度からは販売する野菜も作っていこうかと考えています。

土曜日, 10月 11, 2008

イチゴの代出しの最中です


 イチゴの代出しをいたしました。
夏は暑かったのですが、盆過ぎに級に涼しくなってしまい、9月に入ってからは、晴天の日が少なく、結果的に低温の日が続いて、イチゴの苗の育ちが、いまひとつ元気がありません。

 時期的には少し遅れているようですが、圃場に代出しをすることにして、一家で行い、半分を終えることができました。明日また半分する予定です。

 元気が見えない苗ですが、不出来が始めてなので、結果がどう出るのか判らず、来年の収穫待ちとなっています。

木曜日, 10月 09, 2008

桐一葉、落ちて天下の秋を知る

 アメリカも、日本も、相場の世界も、一気に権威が落ちて、思わず天下の秋を知るという感じになってきましたね。 葉は落ちたけれど、気の利いた政治家も出てきて、朝のこない夜はないということでしょうか。

 絶対に信頼の置けるモノは?

 自然だと思います。完全に解明できたわけではないので、判ってはいないけど、結果として正しい証明をしてくれます。

 昔、機械技術者だった頃は、機械だと思いました。なにしろ、手を抜けば必ず壊れました。壊れないように努力して、勉強した結果を加えると、機械はみごとに応えてよりよい製品ができましたね。

 いまは、農作物だったり樹木だったりします。手を抜けばというか、仮定を誤って間違った処方をすれば育たず、良い処方によれば、病気にもならずに元気に実を付けてくれます。

 無農薬や無肥料での育て方を研究したり、「そうしたい。」と言う、意志を持つことができれば、あとは自然が助けてくれるような気がしています。

 今は秋、天下も実際は稔りの秋を迎えて、危機は周知されたので、大きな力によって、熟成をしていることと思います。

 小生らは、煩悩の働きによって、少しでも良い方向に向かうよう、努力していきたいと思います。

火曜日, 10月 07, 2008

ブルーベリーの植え替え

 稲刈りがひと段落して、ほっと一息ついているところで、暇を見て新しく借りた田んぼを耕しというか、開墾しました。

 春に、茅の株を掘り返して退治して、その後草刈り機で数回草刈りの後、バックホーで整地し、最後にトラクターで数回かき回して、ようやく昔の田んぼの面影が現れてきました。

 実は昔も我が家で借りていて、牛で田起こしや代掻きをしていた頃に、耕したことを思い出しました。
40年ぶり位の再会というわけです。
 今は便利になりました。機械のおかげで、すっかり綺麗になった畑に、位置決めをしてブルーベリーの3年物の苗を植えだしました。

 その前に畑の廻りをネットで覆い、鹿害を予防しての作業となりました。いつか、広々としたところで農業ができる日が来るとよいなと、本格的にできる日を夢見て、シコシコと防御してのお百姓です。

 植え付けに先立ち、たらい状に土を寄せ、ピートモス・腐葉土・きのこ滓・鹿沼土等を入れて、水をいっぱい注水し泥こねして、準備万端です。

 泥こねしたところに、植木を置くだけで根に土が廻りますので、植木は確実に根付きます。その植木の技術を見習って、代出しして育った苗を植え付ける作業に掛かります。

 昨日は手始めに10本植えたところで、降雨ドロー。今朝は、鉢の穴を掘るところまで、少しずつの作業となっています。
 少し時間を探して、2時間ほど大あわてで駆けつけ、妻と二人で15本植えてきました。
明日の朝には、運がよければ、片づけることができそうです。

金曜日, 10月 03, 2008

稲刈り2/3終了

 今年は、うる米と餅米をつくりまして、うるだけですが、ようやく刈り終えました。
草を生やしすぎていて、結束がままならず苦しみましたが、なんとか形を整えることができました。
 家族は、お疲れさんです。 

 でも、これで1年食べ繋げることができるのは幸せです。
数年前、世界的な食糧危機がくることが判り、食料がガンガン値上げされた時に、自分は勝ち組にいないことに思い至りました。
 
 一家の主として家族を路頭に迷わせる訳にはいかないと、荒らしてあった田んぼに水を入れることを決心しました。
 初年度は自分の食べるお米だけの収量でした。家族全員の食い扶持を収穫するのが2年目、未だ、昨年の米が残っていて、多分年明けても古米を食べることが出来ると思います。
 お百姓は、常に1年の備蓄が必要で、毎年、古米をいただくようになるわけで、一人前になるまでもう少し努力が必要なのです。

 でも来年は、無添加玄米の株主を募集して、作付を増やして行くことになりますが、引き合いがでてきましたので、きっと備蓄はできなと思います。

木曜日, 10月 02, 2008

悪貨は良貨を駆逐する

 相場に思う、昔は全体を把握することが不可能だったので、一部の市場でセリを行いその評価にて全体を網羅する。仕組みであったように思います。その頃はそれでよかったのでしょう。

 今コンピュータ万能の時代にあって、実体の全体を競ることせずに、相変わらず一部の評価を全体とみなしていることに、疑問を禁じ得ません。
 特に貨幣の交換レートは、実体を反映した相場になるべきだと思います。
それは、交換所毎に違っていてよいと思います。頭を駆使して、実際の交換に出し、その相手とのバランスにて、コンピュータの画面にて売り買いを決定し、円価とかドル価が相対的に決まるべきだと思います。

 さすれば、相場に相場を張る証券市場など消滅するのではないでしょうか。抵当証券は各企業が発行して、投資家は実業を読んで、可能性の高いところに投資することをしないと、実体経済は悪貨によって駆逐されてしまうことは明白です。