紀州三宝柑、初釜
紀州三宝柑が熟してきました。
紀州のお殿が、まちの殿様戦に立とうと言うわけで、忙しくなる前に収穫をお願いしました。
さっそく送られてきた、新鮮な三宝柑で、本日、初釜の運びです。
流石に、本年度はベテランの域に達したようで、我ながら気に入ったものが出来ました。
ジャム屋の記事、農業新聞にも載せて貰って、少し前に進みました。
冬来たりなば、春遠からじです。
今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。 誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。 武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。 宮 下 和 美
紀州三宝柑が熟してきました。
けだものは、それを山から見ています。 誰も野良に出ていないのを確認して、すっかり畑を荒らされてしまいました。
「少しの油断も許さない。」というばかりに鹿が訪れて、縦横無尽に走り荒らしていきました。
やってきた奴は、普通の鹿の倍以上の大きさの糞を放る奴で、そこら中に足跡と糞をまき散らしていきました。 きっと大きな角を持った牡鹿でしょう。 不思議と作物に被害はなかったのですが、ネットの弱いところを集中的に壊してくれました。
あたかも、「ほれ、もっと強く生きれや。」と言っているようで、私は、畑に立った途端、即座に決意を余儀なくされました。 これまで、廻りに流されて、やもすると弱気になっていましたところに、野生からのサインは、将に「天の声」として、心に響きましたね。
『負けるもんか。』 こうなりゃ、鹿は良きライバルか、同志という感じですね。 とても親しみが湧いてきたのです。
しっかり自然と向き合って、彼らの生態を観察し、心を読み、自然と共に生きようと、決意を新たにした次第です。
さっそく破かれたところは繕い、新しくブルーベリーを移植した畑にはネットを完全に巻き、備えを万全にして、山の友人にもこちらの決意を誇示しました。
田舎の隣町では、1月14日の昼過ぎから翌日まで、おたやさん と言うお伊勢様の代参祭りがあり、私たちは、そこに年始参りに行き、合う人ごとに「おめでとうございます。」と、ご挨拶するのがお正月行事になっています。
美ヶ原の源流域では、田んぼに清流が注ぎますので、無化学肥料・無農薬の栽培が有効だと思います。
「わたくし」 でございます。