無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 7月 31, 2011

寒さの夏にオロオロし


 7月の末だというのに、恐ろしい位涼しい日が続きます。
虫もいなくなって、農作業には精出せますが、米などの作柄に被害が出ないか心配です。
 ブルーベリーは、ほとんど熟まなくなってしまいました。

土曜日, 7月 30, 2011

声を上げると、民が主導になる

雑草の中で育つハックルベリー

 抗酸化物質をたくさん生み出させるために、無化学肥料・無農薬だけでなく、雑草に囲まれて育つことにより、自分を守る成分として何かを作り出すようです。

 自然と仲良く、自然から貰う、そんな育て方に挑戦しています。

 復興について、金額しか伝わってきませんが、実際に動いている現場や意見を、毎日のように報道して欲しいですね。

 声を上げると、民が主導になることを、隣の国でさえ教えています。
「菅鑑遠からず、隣国にあり」ですね。

 民が欲して出来ることは、あらゆる検討をして、行う。これが政治。
不可能なことにはとらわれず、必ずあるはずの代替案を検討する。

 明治期に津波の到達高さは、最大50mものケースがあったという。
その位を目途にそこで人が暮らし、生き残るにはどうすればよいか?考えることだと思います。

 これは東北だけでなく、全国津津浦浦の問題でもあります。次は、東北ではないのですから。

 所詮、港施設や魚工場などは、浜を離れられないのですから、そこで津波から逃れるには、「走って逃げる」などは、明治の頃の話しだと思います。

 あそこそこの箇所にあって、1階に設けた津波シェルターに数十人規模で、簡単に避難できるようにして、そのシェルターが、数時間持ちこたえる堅牢な、水中施設になるような設計を、考えればよいと思います。

 最大5m位沈下しても、その後脱出できるような階層と、施設が水中に浮かび出た時あるいは、扉が破壊された時でも、数次の扉など暫くの耐性を持っていて、中には、フルフェイスヘルメット付きのウェットスーツが備えられていて、安全を確認して脱出も出来るような備えがあれば、そこに住むことも可能だと思います。

 一番のおかしいと思っているのは、次ぎに大津波に襲われるのは、3.11の処ではないのに、そこだけどうしようかも判らないでいる。

 「菅鑑遠からず、隣県にあり」と思います。

 東海だけでなく、三重県や和歌山県、四国も九州も、山陰も北陸も、浜に済む人々にとって、安心とは何か?

 とりあえず、「ヘルメット付きの救命スーツ」を全国にお配りする。ことが一番安上がりの政策だと思います。

 今日は雨なので、もう少し。

 100キロも離れたところで、セシウムが蓄積してしまった。これを防ぐことも、教えることも出来なかった、原発環境は、まだ、隣国の高速鉄道の域を脱していない。

 神戸でも、新潟でも、今回も、事故の無かった、新幹線の安全技術の積み上げ、あるいは思想を学び、それを原発に求める姿勢が無い、原発村の人達は、隣国の高速鉄道と全く同じレベルであると感じます。

 これではきっぱりと諦めて、水力、地熱、潮力、メガフロートのソーラーなど、あらゆるエネルギーを開発するところに、技術と資力を注ぐこと、ではないでしょうか。

 「企業が外国出て行ってしまうかも」などという、杞憂に似た動機付けで、原発にしがみつくのではなく、人類の幸せを願い、前を向いて大きな決断を、国民に訴えることではないでしょうか。

 全てを決めるのは、全てを実行できるのは、政府ではなく、所詮、国民そのものなのです。
 そして、いまの日本には、頼れるものは正義しか残っていないと感じています。

 HNKだけでも良いから、そのカメラに向かって、「国民のみなさん、一緒にやりましょう。」と、訴える指導者が欲しいです。

 国民の目は、凄く鮮明になったテレビカメラです。今テレビは、最大の武器になっているはずです。
 歴代の誰より鮮明な画像で訴えることができる、初めの為政者となったのです。

 国民ひとり一人の目を見て、正義を辛抱強く、訴えれば、みな感動します。
それは誰でも良いのです。

金曜日, 7月 29, 2011

犬にも化学物質過敏症

 雨の間を縫って、いちごの苗床の草取り、これがたいへんです。
今年は無肥料、無農薬の稲作、なぜか水草が少ない。

 数日来、脱水症状に陥り、水も飲めない時が2日も続きました。今日は3日目で、重湯から始めて、夕食は堅いご飯が食べられそうです。

 お医者さんには、熱中症と診断をいただき、注射と点滴をして貰いましたが、相変わらず完治には3日の、いつもの化学物質過敏症でした。

 でも、看護婦さんが犬の話しをして、犬にも農薬だの化学肥料の過敏症があって、犬だけに敏感で、通るだけでたいへんになるそうですが、ワクチンがあってそれを投与すると、耐性が出来るのだそうです。

 そんなうまいものがあるのなら、ぜひお願いしたいものです。
今度、獣医さんに会った時に、聞いてみようと思います。

土曜日, 7月 23, 2011

ほおずきに、あわてて支柱を立てる

 手づくりパイプベンダー
ほおずきの支柱
 幸い、台風の被害もなく、静かな日々を過ごしています。
台風が過ぎ去ったら、めっきり涼しくなって、人間にも植物にも優しい時になりました。

 支柱が足りなくなって、泥縄式に、まずパイプを買ってきて、U字に曲げるべくベンダーを手づくり、型枠板に型板を打ち付けて、そっと差して、ぐいっと曲げると(丁度ピラミッドの労働者みたいに、前を向いて歩いていきます)おあつらえ向きの、パイプ支柱が誕生しました。

 これを、ワラ打ち用の木槌(木であることが重要)で一気に、ほうずきの廻りに打ち込み、竹の支えをゆわえ付けますと、安定した支柱ができあがります。
 これで少しの風でも倒れることはないでしょう。

水曜日, 7月 20, 2011

台風はゴメンだ

 食用ほおずき=ゴールデンベリーなどというしゃれた名前も持っています。
このほおずきを120本植えています。背丈はゆうに2mを越える予定で、株廻りも直径2m近くが予想されます。
 
 株間は、2,5mと3mにして風が抜けるようになっています。
今の内に支柱を立てないと、とんでもないことになります。パイプを4本、それに竹を割って廻りぶちを縛り付け、中桟を入れました。

 急に台風が来ることになって、あわてて支柱を施工しました。
半分だけ完了しましたが、風が来た時に、有った方がよいのか、何もない方がよかったのか?答えを求めるのは苦肉の策で、実は半分しか手当てできなかったのです。

 材料が足りなくなって、あわてて700mにも及ぶ農業用パイプを買ってきました。
幸い、そうは吹かないようですが、無事を祈っているところです。

木曜日, 7月 14, 2011

ほおずきが育つ

早くも育ったハックルベリー(ナス科の黒ベリー) 
食用ほおずきに支柱を

 真夏の太陽は、植物を育ててくれます。
というか、人間に比べて、植物は暑さに強いです。

 発芽の適温が30度Cを聞いて、人間より強いと思います。
この猛暑でも植物はグングン育って、あれよあれよという間に実りの時期を迎えます。

 雑草などは、ついこの間草を刈ったばかりの処でも、行ってみれば草ぼうぼうで、一体、肥やしはどうなっているの?と思っちゃいます。

我が農園の育ち盛りは、ほおずきとハックルベリーで、ちょっと目を離すと管理しきれないほど大きくなってしまいます。
 しかし、今年はその前に、囲いをして風で倒れないようにと、支柱を廻しています。
 

日曜日, 7月 10, 2011

ブルーベリーが熟しはじめました

ブルベリー下の畑
熟しはじめたブルーベリー

 本日、長野も梅雨明けになりました。
今年の梅雨は、夜雨が降って昼間晴れている、農家にとって好都合の梅雨でした。そこへもって、早々に梅雨明けしたので、陽のプレゼントがどっさりと、きっとおいしいブルーベリーが実ります。

土曜日, 7月 09, 2011

草刈りに明け暮れる

稲の分けつの様子です。

 梅雨が明けたような、明けないような、朝から暑いです。
それでも、草刈りは朝が一番、草が湿っていて刃が良く馴染みます。
 エンジン草刈り機、通称ビーバーで刈るのです。
つい最近新しくして、ホンダの4サイクルを買おうと思ったのに、気が付いたら新宮の2サイクルになっていました。

 まあ買って貰うのだから、文句は言えないけど、仕方ないので新宮ってメーカーを検索してみました。
 北海道の林業の会社だった。自分で使って作っている感じのメーカー「珍しい。」と思いました。

 軽くて、使いやすい風には作ってありましたので、まぁ良かったのでしょうが、でも、ホンダを使ってみたかった。
 先代の共立は10年使ったので、この次買うのは10年後となるのでしょうか。

 燃費は、この10年で4倍位良くなったようです。それとも、新宮が良いのか?これは不明です。

 しかし、ちょっと改造しました。
バランスが悪かったので、つり下げ位置を移動しました。
 ユーザーがメーカーなのに、どうしてこの位置に取り付けて、出荷したのか不明。

 ハンドルの取り付け位置、どのメーカーも左右対称なのですが、身体の右側で使うので、左右は変則の方が、良いと思います。
 これも、ユーザーメーカーさん、現場に聞かないのかなぁ、それぞれ曲げて、バランスの良い位置にしました。

金曜日, 7月 08, 2011

農作業がひと段落

気が付いたらもう7月も半ばになっていました。

いちごの収穫を終え、畑は苗取りの準備です。
毎年のことですが、農作業は待ってくれません。
今年は特に、夜雨が降って、朝には小雨になって、陽が高くなる頃には止んでしまい、作業は出来るのですが、草も又、勢いを増して、そこら中に生い茂ってきます。
 ここ数日、草刈りに追われていましたが、ようやく目途が付いてきました。

 稲の生育が心配でした。
今年で稲作6年目、小学校課程の卒業年度に当たります。
初年度はビギナーズラック、次年度も「福田」なる名を持つ良田故に、ラックでした。
 その次から、黒ボクなる火山灰土の黒土の田では、苦労しました。
都合4年、硫化水素の難に苦しめられることになります。
昨年度に前の田に、薄く赤土を客土して、今年は中居の田には、半分だけ厚く客土して様子を見ました。

 肥やしを全く施さず、軽く起こして、突然水を入れて代を掻いて、田植えして様子を見ました。

 昨日と今日、米ぬかを撒こうと、田に入ってみましたら、なんと、「福田」の奥と中居田の客土層で、嬉しいことになっていました。

 初めて、田植え後衰えることなく、分けつが進んでいたのです。
これによって、施肥よりも客土が有効なことが、明されたような気がします。
ようやく、無農薬の土作りに光が射してきた気分であります。