1.
溶剤100mlくらいで、300坪の田んぼの隅々まで行き渡る
2.
水面に広がったら、静かに沈降して土の表面全体を覆う
3.
植物の芽の先端が土から覗いて来たら、芽の先端から葉の中に潜り込み、植物の成長点に至る
4.
成長点のタンパク質のアミノ酸に取り付いて転移酵素を死に至らせしめる
5.
死んだ植物から離れて、新しい発芽に備える
この機能を満足しているのが水田いっぱつ除草剤です。
隅々まで浸透させるため、界面活性剤が使われています。昔は10m位しか広がりませんので、田んぼの何箇所かに撒きましたが、今は田の隅1箇所でOKです。
この性質の薬剤が体内に入ると、身体の細部にまで行き渡り、先端のアミノ酸の精製を阻害します。
神経の伝達は電気信号ではなく、神経細胞の先端にアセチルコリンという興奮酵素が隣の組織に伝えて、興奮を起こします。
ややあると、興奮を鎮めるアセチルコリンエステラーゼが分泌して、アセチルコリンを鎮め、常態になる構造になっています。
ネオニコチノイドなどは、そのアセチルコリンエステラーゼを阻害する機能があるので、興奮を鎮めることがうまくできなくなります。
蜂に取り込まれると、蜂は興奮して飛び続けすに戻ることができなくなるそうです。
ニンゲンの神経系統も昆虫と同じ仕組みになっているそうで、胎児期や幼児期の小さい体重の時にそれに侵されると、感情をうまくコントロールすることが困難なヒトになる恐れがあります。
界面活性剤のもう一つの特徴は、隅々までいきわたり細胞をかいくぐって、タンパク質に取り込みいつまでもそこに留まることができる。
化粧品にも同じ薬品が使われていますので、香りがアミノ酸に染み付いて、長く薫る事ができる性質になっています。
丈夫なカラダの方はそれをミネラルとして蓄積しても大丈夫ですが、ワタシの場合、その薫りが3日の苦難を強いられるようになります。
経皮毒と呼ばれて、呼吸や皮膚から体内に取り込まれて、妊婦の場合に羊水に蓄積して赤ちゃんに送られ、アトピーや発達障害になる恐れがあります。
農薬でも、主剤ではなく展着剤という名称でそれが使われていますので、知らず知らずに毒されてしまう恐れがあるので、自然由来のモノによって代替えする意識が必要です。