無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

日曜日, 2月 28, 2010

春の雪


 内壁を仕上げて、内部大工工事は、ひとまず終了です。

 標高500m程の我が家では、朝は雨でした。
そこから350m登ると、そこは一面の雪景色、また冬に逆戻りと思いましたが、流石に午後になると、陽も差してきて、夕方にはすっかり溶けて、春の草が青くなっています。

 ルバーブの畑を見回ると、気の早いのは芽を出していて、流石にシベリア原産種は寒さに強い、今年は4月頃から、ルバーブジャムができそうな気配です。

 三宝柑が、和歌山から届きました。
3月になりますので、三宝柑マーマレードの制作に掛かります。

 今年は、美味しく作ろうと思います。

土曜日, 2月 27, 2010

ドアが付きました

 ついにドアが付いて、家らしくなりました。
取っ手は、先日剪定した梅の枝を使って、格好の良いものを作ろうと思います。

 「つまらない物」と言う表現がありますが、「詰まる」つまり細工が巧くできている物に対し、細工の出来が悪い物を差して、詰まらない物と言うようです。

 当家は細部での細工は、押っ付け仕事になっておりますので、是を指してまさに「詰まらない物」というのでしょう。

 昔作った、ひどく「いぶせいもの」(異不承物)よりは、格段に上手になってはおりますが、道遠く、まだまだであります。

 それにしても、建前1ヶ月にて、かたちが出来上がりました。

 実は是は、美ヶ原ベリー園の最初の店舗であります。さてさて。

木曜日, 2月 25, 2010

外壁の下地までできました

 ようやく外壁の下地が貼れたので、覆いのシートを外しますと、家らしくなっていて、結構感動できます。

 ドアも取り付けられるのを待っています。
あとは内装をいじくって、床を張れば一応出来上がります。

 その後は、細部の修正と外壁のコテ塗りは、時間を見つけてやっていこうと思います。
 
 内部の公開は、もう少し先になります。

 やれば出来るというか、始めれば始まり、やっていればいつか終わります。
どんな大きい建物も、作業する事は変わらないので、これからも挑戦していこうと思っています。

 そうそう、「一緒にやりたい」あるいは、「私の家を作りたい」という方も募集しています。
場所はいっぱいありますので、そこら自由に面白い小屋を作りましょう。

梅の剪定

 春になる前に、あわてて梅の選定をやっています。
上原さんの梅林です。剪定は昨日終えて、本日は落とした枝のこなしをしました。

 梅は、枝に陽が当たらないと、そこが枯れてしまい、下枝に実を付けなくなってしまいますので、上空に被さった枝と言うより幹を切り落とします。
 この作業は、チェンソーにて行いました。作業はちょと危険なのですが、怪我しないように慎重かつ大胆に切り込んでいきます。

 手が届かないところの枝は切り落として、せいせいさせてあげると、そこから花芽が伸びますので、来年は、剪定ばさみだけで剪定ができるようになり、日当たりも良くなるので、きれいな実が沢山なり、落果もなくなるので、楽しみです。

 落とした枝のこなしは、1m位の棒になるよう、枝の元を持って、鉈でバサバサ落としていくのです。
生の時にやっておくと、村正の切れ味で、数センチ位の枝もきれいにこなれます。
 ずく出して、まていにやっておけば、あとの処理は簡単になります。

日曜日, 2月 21, 2010

第3面目途中、煙道確保


 北の面に掛かります。
右の抜けているところが、玄関で手製のドアが付きます。
 ドアは、昨日完成しまして、右端の壁の向こう側に立てかけられていて、取り付けの指示が出るのを待っています。
 この面はここで暫く中断となりそうです。その理由は、電線を配線しておくためで、きょうになって、ようやくその発注を始めたところです。
 左上のパイプは煙突で、白いのはヘーベルライトで、火事になるのを防ごうと、煙道確保です。
 3面が出来上がり、あと1面を残すだけとなりまして、バックに見えるシートもようやく、役目を終えることになります。

羊たちのもうひとつの食事

 羊の基本的な食事は、細かく刻んだ稲わらにお湯を掛けたインスタント稲と、餅米と米選機下の雑米の水炊きなのですが、そこに、丸子の保育園から昼食の余りを頂いてきて、それが、羊たちの貴重な活力源となっています。

近くのスーパーマーケットの総菜部のみなさまの強力も仰いで、それを集めてくるのは妻のネット和ー苦なのです。

 有り難いことで、みなさまに感謝しながらです。


この画像の、音声は結構リアルで「ムシャムシャ」「クシャクシャ」と、押し合いへし合い賑やかなのです。

木曜日, 2月 18, 2010

羊飼い


 毎日のように雪が降って、温暖化なのか、寒冷なのか判らない今日この頃です。
 それでも羊たちは元気で、雪が溶けるのを待って、お庭の小さな草の芽を摘んで、鼻というか口のまわりを泥だらけにしています。
 稲ワラと、スパーの野菜、保育園の残渣を貰って、堅太りのよい子に育っています。
 今私は、羊たちから見える、工場の裏手にて作業をしていますので、私を見つけるたびに、メェメェと賑やかに啼いて挨拶してくれます。
 近づいていくと、みんなでこの様に寄ってきて、嬉しそうにしています。

水曜日, 2月 17, 2010

毎日寒いけれど熱い

 西壁を作りつけました。

戸の外の天板を付けてから、断熱材を入れてないことに気づき、あわてて外してまた付けたり、丸太との摺り付けを何回もケ書き直したりして、結構時間を掛けて取り付けしています。



 画像は、昼の時点のものですので、この面は完成しています。

外は、零下のお天気ですが、作業場は段々壁ができてきたので、結構暖かくて、上着とチョッキを脱いでしまいました。



 土木作業に比べて作業は軽やかで、大工さんは夜業ができる環境にあることが、良く判りました。

日曜日, 2月 14, 2010

西側出入り口完成

 やれば出来るもので、ようやく西側の出入り口が形になりました。
付けては外しの、手直しの連続でしたが、 壁には断熱材も入れて、一応本格的な杢壁となっております。

 建具が付くと、妙に家らしくなりますね。

 北口のドアのラフ設計もできましたので、やがてそちらも、。

金曜日, 2月 12, 2010

ランドラッシュを見る

 昨日、NHKのランドラッシュに関する番組を見ました。
韓国、中国、インドなどが、ウクライナなどの農場を借り上げ、自国民のために食料を確保することを目的として、世界中でしのぎを削っているようです。

 わが国はその姿勢に懐疑的で、官民とも消極的な取り組みで、初めて独自の姿勢を貫いていることに、共感を持ちました。

 いずれ来る、人口爆発や中国インドなどの食生活の改善により、世界中の食料は食い尽くされ、日本向けに回ってくるマーケットの食料は、皆無になるのは火を見るより明らかです。

 同時に進行する、まずひとつの懸念は、水環境の悪化により世界の農地が枯渇していく問題です。
この問題では、日本は世界でも類の無い潤沢な環境にあるので、自給率を100%とするだけでなく、食料輸出国になれる可能性を秘めています。

 次の懸念は、石油が枯渇しつつある問題です。

 これらの三つの問題を組み合わせて考えると、今の日本農業が目指すべき方向は、脱石油方式の農法を開発して、日本から世界に向けて食料を供給していくことを、国家の目標として定めることではないでしょうか。

 私は、とりあえず、自家消費分ではありますが、米、味噌、しょうゆ、野菜は云うまでもなく、肉や魚も含めて自給率を100%にし、余るところは販売していく姿勢で、新しい農法を開拓しようと考えています。

木曜日, 2月 11, 2010

霧氷が樹氷

 少し暖かいので、雨になりました。

でも、地面に落ちた雨は皆凍って、樹氷になりました。

赤い実が芯になった氷菓子のようです。

火曜日, 2月 09, 2010

お腹が空いている

 少し前に、食べ過ぎて調子が悪くなったので、最近、腹八分にしています。
今、朝飯前なのですが、とても、お腹が空いています。

 最近、毎食前にかなりの空腹を感じるようにしているのですが、調子が良いです。
以前、この空腹感が、健康になるための条件であると、仮定しておりましたが、なかなか、状態を作り出すことが困難ですが、ようやく、そんな体調を作り出すことができました。
 
 健康を実感しています。特に、おなかが空いている時が、調子がよいです。
不思議な感覚です。

東面、南面の壁張り完成

 工房の外壁が室内側になりますので、これまで、青いなまこ壁だったのを、杢板に換えました。
少し部屋らしくなって、嬉しい限りです。

 天井に採光窓があって、柔らかい光が差し込んできたりしますので、出来上がるのが楽しみです。

 今日は朝から雨で暖かくなったので、地面も緩むと思われます。後先ですが床の工事ができるようになります。

月曜日, 2月 08, 2010

御柱祭と湯たんぽ




 今年は、諏訪神社の式年祭、つまり御柱祭りの年です。
 自宅のある腰越では、三つの社にて、それぞれ建立します。
自宅のある岡森諏訪神社、旧事務所のある深山諏訪神社、お隣の組の一本木諏訪神社には、息子と娘がお世話になっています。
 実家と工房のある武石では、子壇嶺神社で建立しますので、都合四本の御柱のお祭りが楽しめます。
 楽しみの前の、ご寄付のお願いの役人になりました。今晩から、委員が手分けをして、各戸を廻って奉納金を集めて廻るのを始めました。
 右の画像の木札を胸に掛けて、この手ぬぐいなまって「てのごい」などと呼ぶのは昔のこと、昔は寒い時に、この手のごいを、「ほおっかむり」して、寒さを防いで仕事をしたものです。
 田舎の用語で「ほおっかむり」とは、悪いことをして、誰も見ていないことを奇貨として、知らんぷりするのに使われました。
 親父が結構言っていたのを思い出します。「ほおっかむりしてるんじゃあねーぞ。」というような具合です。
 後半から、雨が降ってきました。 気温が上がって少し雪が融け始めてきましたが、風もあって肌寒く、濡れたので熱い湯に入って、身体を暖めました。
 暖かいって言えば、「湯たんぽ」市販のは、まだ若い私にとって少し大きすぎるので、何時か何処かで買った、金属ボトルがあったのを思い出して、使ってみました。(左の画像)
 バスタオルで巻くと、熱くなく寒くなく、これがとても具合が良いのです。両足の裏で夾むようにすると、すぐ暖かくなって、身体もぽかぽか、僅かな水の量で、とても省エネの便利ものです。
 朝はまだ暖かいので、それを引っ張り上げて、腰のところに着けて暫しまどろむと、腰が冷えないのでギックリ腰の心配もなく、一石二鳥の便利さなのです。

日曜日, 2月 07, 2010

1mのつらら


 北側の庇の先に、1mものつららが下がりました。こんなに長くできたのは、久しぶりのような気がします。
子供の頃、草葺き屋根の先にこうしたつららが伸びて、少し反って刀のような形になっていますので、夫れを持ってチャンバラごっこをしたことを思い出しました。
右は、壁に板を張った様子です。
馴れない仕事なので、これだけやるのに1日掛かってしまいました。

土曜日, 2月 06, 2010

趣味は大工工事

 いよいよ屋内の工事に掛かります。
 軒先周りをシートで囲いますと、外は吹雪なのですが、照明もあることから意外と暖かく、風が吹かないとこんなに違うのかと言うほど、趣味は大工工事なので、時間の経つのを忘れて、つい7時頃まで叩いてしまいました。

 白く見えるのが冷蔵庫とその入口。天井に断熱材を敷き、一部を除いて封じました。

 時々休んで、テレビを見ると、釣り吉が夜の海で大物を狙って嬉しそうにしていましたが、こちらも夫れが趣味なので、自分で作る。とても楽しいひとときなのです。

 明日は、壁工事となります。

金曜日, 2月 05, 2010

屋根トタン張り終了

 不思議なことに、やっていると段々に出来あがっていきます。
今日はここまでできました。  あまり変わり映えしませんが、雨漏りが無くなって、今夜から大雪なのですがシートの中へは、降り込まなくなって、屋内扱いになり、投光器を付けると夜業も可能になるのです。

 自分でやってみること。の大変さと、面白さを体験して、お百姓になっていくのだと、しみじみ感じています。
 とにかく、自分で試してみる。これが重要なのだと思います。

木曜日, 2月 04, 2010

ルーフイング、トタン張り


  寒い日が続きます。
屋根に積もった雪を除けて、ルーフイングシートを張ります。
 タイガーなる商品名のアスファルトシートをタッカーにて打ち付けて、水漏れと断熱のこうかを狙います。
 泥板は、3センチ厚みの杉板なので、結構な断熱効果が期待できます。
 画像の反対側の屋根を完成させ、西面(見えているところ)を少し張ったところで材料が底をつき、本日は投了し、コメリで、トタン板と防寒用囲うUVシートを求めました。
 明日、屋根を完成させれば、後は、室内の工事となりますので、シートで囲って電気を付ければ、夜なべでも可能になりますので、どんどん進めることができます。
 実は、この工事が始まってから、近所のみなさんのお犬の散歩コースが変わりました。
ぐるっと回って、この現場を通過しながら、進捗をチェックしているのです。
 「私も、コメリで泥板を買ってきましたので、トタン張りをやろうと思います。」と、お伝えしに近所のお兄さんもご挨拶に見えられたり、「器用なことで」とか、お声が掛かるようになりましたので、私も少し、活性化に貢献できているようです。

火曜日, 2月 02, 2010

細部を調える

 小屋、と呼ぶに相応しい増築部分ですが、昨晩より降りだした雪を避けて、内部の細かいところに取り掛かります。
 時間があると、細かいところもジックリと診ることができて、隣の工場との屋根の隙間などを塞いで、雨や雪が漏らないよう、調えました。

月曜日, 2月 01, 2010

屋根が載る、屋根に乗る、屋根から落ちる


昨日に続いて、屋根工事を完成させました。
出来上がりの頃、雪が降ってきて、濡れながら完成を急ぎました。
 あわただしく、片づけをしていて、恐る恐る、屋根に登ったところ、滑って転落し損ねて、画像の裏にある植木に飛び移り、事なきを得ました。
 不思議なことに、柱だけですと、相変わらずのいい加減な建家に思えましたが、屋根が載ると、建物らしくイメージが湧いてきて、我ながら感心の出来映えになっています。
 ここに、壁を付けて、断熱材を入れて、床を張って行きます。