酵素について、少し違った物言いのサイトがあった。疑問を呈したが、他人様のサイトで物議をかもしたくないので、削除して、代わりに自分の所で語っておくことにします。
動物も植物も、生命活動をしている結果、生物に分類されています。
動植物の特徴のひとつは、成長すること。だと思います。
「成長する。」ということは、新しく生命細胞が育っている。
生命活動をしていない基質の必要種類と量とが供給されて、新しい芽というか組織が作られ、そこに生命の息吹が吹きこまれて、先端が成長するのです。
ソレを司どっているのが酵素であるとしたのが酵素論。何かが出来た=何かをしたというラテン語で、ase アーゼと発音します。
生命基質は新しく誕生していない。という論がありパスツールが実験して唱たそうです。
動物はさておき、植物には、酵素を創りだしたり、生命を生み出したりする、高等生物ではないと考えています。
動物と植物の大きな違いは、脳みそがあること。
ヒトだけでなくアリやハチにも脳みそがある区別の要因は、植物などを食べてタンパク質を作り出してる。用語の高等生物とは違った意味で、高等な仕事ができるのが動物で、小脳で臓器をコントロールしてる結果、血液などを創りだして血肉にしていく。
植物には、そんな芸当は無理なので、せめて光合成などの変化に留まっていて、酵素や生命基は使い回しなのではないかと考えているのです。
酵素の温度特性や必要としている栄養素などから推定するに、酵素の活性帯は、9℃から63℃辺りが活動温度、ソレ以下やそれ以上では、失活や休眠になると考えています。
酵素ははじめは、海水中で誕生したか、宇宙から隕石に載って到達したかのどちらかのようで、いずれにしろ海の成分に似た環境で、活性を示します。
水があること、適温であること、海の成分に似たミネラルを好むこと。が知られています。
温度を下げていくと、休眠してしまうようで、9℃付近以下では休眠の側に、なんで9℃かというと、放射冷却に依る温度下降で零度になるのに、自然界では数時間掛かり、その間に、氷に潰されないような防御をする準備時間が必要で、その時間を稼ぐ温度として、9度くらいの幅をもたせている。
と考えていて、そのことから、酵素が地球環境原始であるという、ひとつの根拠だと考えています。
高温域では、乾燥が先んじれば、コレまたカプセル化して保存に耐えるのです。
麦芽モルツの作り方に、その理論の正当性があって、発芽を終えた麦を止めるのに、石室にて炒ることで保存用の麦芽酵素を作ります。一説には80℃が白ビール、120℃で黒ビールになるのだそうな。
乾燥させて保管して、水で戻してモルトを作る。ビールとウィスキーがそうしたことをしているようです。
草を刈り乾燥させて堆肥にする。酵素の再利用というか、生命の循環であると考えています。
穀物もまた同じ原理で、乾燥により休眠させた酵素を、炊飯することで戻して活性化せて、食事に摂ることが出来ます。
不思議な事に、上から来た酵素活性は、63℃を越える高温域でも活性を保ち、ワタシは酵素玄米食を行っていますが、その保温の温度は72℃です。
酵素活性の食事が有効な証拠は、絶食を続けていて3日目、酵素玄米食の食事をすると、30分から1時間以内に、催してきます。
玄米の効能が繊維質だとすると、ソレが大腸に到達して催すまでに、かなりの時間差が必要なはずですが、1時間で到達する成分は何だろうか?と考えるに、酵素であると目星をつけている次第です。
正否のほどは不明ですが、効能は感じています。
またワタシは、酵素を活性化させて飲食することで、健康を維持しようと企てていて、漢方の処方と同じ、草木を乾燥させて煎じて飲む処方。スギナを乾燥させて煎じた茶、シモン芋の茎と葉を乾燥させて煎じて飲む茶、柿の葉、もぐさなどなど、自然界で旺盛な繁殖力を誇る、元気な草を煎じて飲むことで、若返ろうとしていて、確実に元気をモノにしています。
自然のままを保った土の田んぼや畠の栽培により、病気を防ぎ無農薬栽培を可能にしている根源は、酵素理論であり、路地のトマトやキューリも、霜が降りるまで元気で実をつけてる、植生がその理論によって再現性を語っています。
酵素は球状タンパク質ではありますが、「タンパク質を摂れば酵素ができる」考えには与しません。
酵素は植物・動物使い回しであることを、原則に行き方を組み立てていますが、今のところその原理で、野菜の成長も説明がつきます。
ワタシの食事も、生きた酵素は生野菜から、穀物の酵素は再活性を即して等々で、元気な野菜、元気なワタシによって実践して、証明に変えている次第です。