月曜日, 5月 31, 2010
日曜日, 5月 30, 2010
土曜日, 5月 29, 2010
カモの居る田んぼの風景
いちご畑に、鳥除けネットを掛け、ワラを切って泥よけとして一面に敷き詰めました。
とにかく寒いです。霧は低く垂れ込み、気温は日中というのに15度を超えることはありません。
夕刻には、11度になりましたが、相変わらず曇っているので、かろうじて霜の心配は無いようです。
冷夏の予感が充分いたしますので、そんな心構えでいることが必要なのでしょうね。
農家の悲哀を、身を以て感じることができますのは、幸せなのでしょう。
今日は嬉しい事に、高専の同級生が卒業40年経て、初めて我が家を訪ねてくれたことです。
お互い歳をとって、新しい仕事について、そうした世間の話しと、無農薬栽培の様子を見て貰いました。
朋有り遠方よりきたる、亦愉しからず也
こちらは、我が田に住み着いた感のある鴨の画像です。
部分拡大してあるので少しぼけていますが、間違いなくカモであります。
午後5時には、水を足しに田に行くのですが、毎日居ます。今日はカメラを持って行ったので、遠くから写してみました。夕方なので鮮明ではないですが、あそこの場所がお気に入りのようです。
幾多ある田の中で、我が家のだけが住処に選んだのは、無農薬が気に入ってくれたからでしょう。
冬の間も田を耕さず、田の形を保っていたことが、ミミズや水生生物の成育を助け、カモの餌ができると、教科書に書いてあったとおりの結果になり、周囲にも無農薬の証明ができたようで、これはとても嬉しい限りです。
木曜日, 5月 27, 2010
ジャム工場のカラーコンクリート床
ジャム工場の床改修工事が完了しました。
色は黄土色にして、フラットな平面になりました。
朝からモルタル練り、打ちを繰り返し、練ること12回を重ねました。
最初、セメントと水だけで練った接着材代わりの生セメントモルタルをブラシで塗り、1cm位の厚みにモルタルを延ばし、ラス網を乗せて長靴で踏み込み、その上にもう一度モルタルを広げ、コテ均しをして頂きました。
一気に打たないと、と言うことで昼食も摂らず、1時まで施工、暫し休んで、ガンジキのようなモルタル下駄を履いて、カラクリートの粉末をフルイにて散布しながら、金ゴテにて均しをしていただきました。
遅い、おやつをして再度、金ゴテ仕上げ均しによって、きれいな平滑面のカーラーコンクリート面が現れました。
B場さんに頑張って頂き有り難いことです。
事故もなく、無事済んで、良かったです。
それにしても寒い日で、曇りの日でモルタル工事的には良かったのですが、日中の温度が12度と下がり、午後7時半で11度でした。
霜の予報が出ていましたが、曇っていて風があるので、明日はその恐れはないと踏んでいます。
お疲れさまでした。
水曜日, 5月 26, 2010
火曜日, 5月 25, 2010
石窯、工場それぞれの仕上げ
石窯の床面を、耐熱セメントにて固定したいと思います。
で、ネットにてそれを求めました。
AGCセラミックス社の酸化アルミナ?のセメントだと思います。
本日届きました。
石の間隙に詰まっていた粘土を取り除き、そこにセメントを詰めていこうと思います。
明日できると嬉しいです。
明後日は、工場の床にカラクリートなる、ABC商会社の強化剤を散布する、モルタル仕上げを予定しています。
今日は一日、工場の機器を外に出して、レベル出したり、排水施設を調えたり、モルタル練り機をセットしたりの、準備に1日費やしました。
明日の大仕事は、その準備の仕上げと、石窯打ちです。
毎日、我が家は小さいながらも、建築ラッシュです。
月曜日, 5月 24, 2010
天然のカモが来ています
完全無農薬玄米栽培を目指し、今年は不耕起に挑戦して、冬前に、おが屑堆肥を散布して、田起こしは行いませんでした。
凍みを突いて、赤土の客土は行いましたが、そのままにしていました。
水田に水を入れ、そのままにしておいたところ、水持ちが少し不安なのと、不陸の具合が不明なので、耕耘機を入れて、上っ面をちゃらちゃらと掻き、代を掻いたように見せかけたところ、結構な水持ちになりましたので、田植えを行ってしまいました。
それから、毎日のように鴨が飛来して、餌をついばんでいきます。
「シメシメ」と喜んでいます。有り難いことです。
画像が撮れていませんですが、撮れ次第アップします。
日曜日, 5月 23, 2010
石窯~炉底ならし
石窯の窯底を平らに削る作業
ハンディのミニサンダーを使い、窯の底に敷き詰めた岩石をあらかじめ平らにしておきます。
この高低差、およそ1mm位になるように、ゲージを作り均し削りを行い、仕上げには、角棒を濡らして面をこすり、濡れた部分だけをサンダー掛け、その作業を繰り返しすることで、平らな面ができあがります。
この工程は、鋳鉄の定盤を削るキサゲ作業にヒントを得ました。キサゲでは光明丹を使いますが、岩石には水で充分なのです。
水田も不陸直しが必要で、この高低差は5から10mmか?どの作業も不陸直しは付きものですね。
明日頃には、耐火セメントが届くはずですので、それ間に詰めて固めようと考えています。
平らに均すと、詰め物の粘土面積が多すぎるように思いましたので、粘土部分を削り、セメントを厚く詰めるスペースを作り出しておきます。
土曜日, 5月 22, 2010
金曜日, 5月 21, 2010
田植えをしました~天然かも農法
共立製みのる式ポット苗の田植機による田植えを行いました。
今年はポット苗導入2年目にて、自家採取種苗と購入種苗を作り、並列して作りました。
自家採取の方が心持ち丈夫に育ったような気がします。違いは、3から5度Cの流水に20日ほど浸けたことでしょうか。
コシヒカリとオラガモチの二通りのお米を作り、6畝の田んぼと、1反7畝の田んぼに植えました。
画像は、家の前の6畝の田んぼを植え始めたところと、浮き苗を直しているところです。
この後、午後500m下がって標高差マイナス50mの田んぼを植えました。
驚いたことに、植え終わった途端、鴨が2羽舞い降りて餌をついばんでいました。
数日前、我が家の前の上の田に、その次の日は下の田に泳いで居たのを目撃していましたが、早速またやってきたのは、嬉しい限りで、シーズン中度々やってきて、掻いてくれると良いなと思いました。
息子が言うには、「天然かも農法」と言ったら、天然かも?とカモを引っかけてとか。
木曜日, 5月 20, 2010
水曜日, 5月 19, 2010
月曜日, 5月 17, 2010
日曜日, 5月 16, 2010
霜の分かれ道
昨日の朝、5時半に起きて表に出た時には、丸子での霜は消えていまして、てっきり降りなかったと思いきや、息子が5時に(消防団員は朝早い!)表に出た時には車のガラスは凍っていたそうです。
それから武石に向かったのですが、既に陽は高かったのですが、日影ではしっかり霜葉が真っ白になっていました。
いちごも水稲苗もホウズキの苗も、防霜シートのお陰で無事でありました。
夕方6時に9度Cで、快晴の時には確実に霜が降りるのです。昨晩は16度Cありましたので、今朝は大丈夫でした。
人間身勝手なもので、今度は暑いなどとのたまわっています。
そんなわけで、ようやく霜から卒業できそうです。
でも、お袋の談によると、5月の28日までは安心してはいけないのだそうです。
この日を「霜の分かれ道」と呼ぶのだそうです。
お袋86歳、まだまだ元気で物知りです。お年寄りの知恵には感心させられます。
土曜日, 5月 15, 2010
ブルーベリー鳥除けネット
ブルーベリーが開花してから結実まで、樹勢を付けてやる為に下草を刈っておくことがよいと思っています。
そうすると、最近の鳥はブルーベリーの花を食べてしまうのです。
花のうちに食べられてしまうと実が付きませんので、鳥除けのネットを張ることになります。
不思議なことに、下草が生い茂っていると、鳥は寄ってきません。蛇がいると思うのでしょうか?
ネットを張って、万全を期しましたので、明日から草刈りに掛かります。
右は我が家のブルーベリー畑、昨年の秋植え替えをしました。18mX36mに200本入ってきます。
左はいとこの畑で、管理を任されたので、この春植え替えをして2倍の面積に広げました。こちらは、22mX40mで、約100本くらいです。
どちらも、良い地盤の畑に広がったので、収穫が期待できます。
金曜日, 5月 14, 2010
石窯~ほっとスティ~下盤施工
霜騒動も、今晩が山のようで、三晩に渡ってのシート掛けを卒業できそうです。
幸いにも、ふた朝とも霜には会わずに済みましたが、いよいよ今夜は冷え込みが激しく、少し心配です。
信州せいしゅん村の「ほっとスティ」という企画で、高校生が農村体験に見えられました。
今回のこども達は、工学系なそうなので、石窯つくりを手伝って貰いました。
粘土を用意し、砂と石灰を入れてタタキ(三和土)を練り、畑から緑色凝灰岩を拾ってきて、搗き固めながら下盤を敷き詰めました。
みなさん手際よく、さして指示しなくても、場を読んで粘土をこねたり、石を割って適度の大きさに揃え、順序よく差し出して貰えたので、素早く組み付けることができました。
ありがとうございました。
幸いにも、ふた朝とも霜には会わずに済みましたが、いよいよ今夜は冷え込みが激しく、少し心配です。
信州せいしゅん村の「ほっとスティ」という企画で、高校生が農村体験に見えられました。
今回のこども達は、工学系なそうなので、石窯つくりを手伝って貰いました。
粘土を用意し、砂と石灰を入れてタタキ(三和土)を練り、畑から緑色凝灰岩を拾ってきて、搗き固めながら下盤を敷き詰めました。
みなさん手際よく、さして指示しなくても、場を読んで粘土をこねたり、石を割って適度の大きさに揃え、順序よく差し出して貰えたので、素早く組み付けることができました。
ありがとうございました。
木曜日, 5月 13, 2010
火曜日, 5月 11, 2010
山が濃く笑う
大型連休も過ぎて、信濃の山里では新緑の時期を迎えました。
山には桜が咲いて、いっせいに新緑の芽吹きとの饗宴は、「山が笑う」と形容されるように、景色が膨らんだ感じになります。
下の田んぼの景色と数日違うだけで、だいぶ緑の色が濃くなって、変化を毎日楽しめます。
また、目を凝らしてみますと、山の頂上付近はまだ梢に芽が吹いていませんので、稜線や斜面のくぼみなどに加え、一本一本の木立の位置まで、見渡すことができます。
今年は雨が多いせいか、晴れた日には空気が澄んでいて、そうした遠方の山が近くに見えて、新鮮な想いにかられ、自然が自分を少し許してくれた気がして、苦しい農作業の中に豊かさを頂いた心地がしました。
農作業の成果は、稲苗が丈夫に育っていること、ホウズキの苗を植だすことができたこと、画像の手前がポットに移したホウズキです。
金曜日, 5月 07, 2010
水曜日, 5月 05, 2010
大型連休を里山で過ごす
ゴールデンウィーク終了しました。
その間、山里では友人達との歓談の合間を縫って、農作業が進みました。
家の前の無農薬の田んぼでは、深水にするため畔の嵩上げ改修と、土手の草刈り時に転落しないように足場を増設したこと、田んぼの陸(ロクと言って水平に土を均すこと)を調えました。
連休の前半は寒くて、左の画像のようにスキーウェアを着ての作業(石窯用の粘土を選別しているところ)であったものが、後半では焼けるような暑さになって、苗の生育も進みました。
桜もようやく咲ききって、そろそろと散っております。いつもの年の倍の期間咲いていたような気がします。
気が付けば、山の緑も萌えだして笑っているようで、これから本格的な山のシーズンの幕開けです。
みなさまお疲れさまでした。