消費税が始まったワケ
その昔、日本はとても景気が良かった。バブルである。
そこで、調子こいて、ロックフェラービルなんか買おうとしたんで、誰かさん頭にきて、お役人に消費税を始めさせたんだろうな。
効果絶大、バブルはすぐ弾けて、日本は不景気に為った。
小出しして、3%5%ってやりゃあ、駆け込み需要なんかがあって、真実はバレなかった。
何しろ日本人は、サルだで「朝三暮四」の意味がわからない。
あの時は、バブルだったんで、必要だった消費税。
世界の遅れた国々を見れば、ひとつの国だけが湧いてるのはよくない。
だから、消費を抑える意味もあって、それは歴史的には正しい選択だと思います。ワタシは。
でも、日本国民は、そのほんとうの意味をわからず、慎ましやかな生活を標榜せず、従来と同じ生活レベルを、緊縮財政下で送ってしまった。
すなわち、アリとキリギリスの例えがそれだ。
いまだ、首相からしてキリギリスの矜持を以って、バラマキ外交やバブルに沸いている隣国と戦闘準備をしている。
丁度80年前の日本にそっくりだ。アジアの平和を守らねば、ロシアと組もう。
もう一度、アメリカと戦うことを考えてみよう。中国はあの頃のアメリカと似ていないかい。
こんどの戦争はドッグイヤーだ。数日で終わってしまうだろう。
私たちは、居ながらにして、新しい戦後をもう一度体験させられるおそれがある。
そんな、非効率な体験はもうたくさんだ。
80年も戻すのではなく、それよりも30年位戻すだけにしようよ。
今、ひどい景気なので、景気を刺激したかったら、アメリカみたいに消費税を無くせばいい。
消費税をなくすと、街に出て買物をする時に、税金のことを考えなくて済む。
税金ということは政治だったり国家だったりして、楽しいムードを台無しにする。
消費は楽しい。贅沢は素敵だ。
「ゼイタクは敵ダ」なんて時代は、絶対反対しなければいけない。
簡単なことだ、『戦争と消費税』を放棄すればいい。