in nova ation
シュンペーターさんは何故、若くしてこの理論に到達したのか?
ワタシは、解るまで65年の歳月を費やしました。
スケコマシの理論だったのです。このテクニックは、若いやつほど優れてるのがいて当然。
「入って、新しくする 行為の連続」って、子作りに励むことやんけ。
そこで判ったこと、「入れる」のではないことよ。
入れるだけでは、レイプ、犯罪よ。
「はいる」のです。身体全体で身も心も、すっぽり入るのです。
その心は、「自分を捨て、相手に全てを委ねて、相手のペースで」でなければ、「モテ」ないのです。
ヨーロッパでは当然のことだったのでしょう。日本人には少しわかりにくいことなのですね。ワタシが65年を要した所以です。
ation 意味深いのです。
代表的な用語に
operations があります。「オペレーションズ」とは軍事用語で、「作戦・交戦・占領」の一連の実行の複数形を指します。一番重要なのは占領と複数形があることです。
in nova ation は、ひとりでは出来ません。みんなでします。
独りでするのは masturbation と言います。
「相手の中に入って一緒に感じる」行為がイノベーションの極意なのです。
究極の ation は、子どもを作って一緒に育てる。なのです。
外人にできて邦人に難しいのは、文化なのでしょうね。
だから「新結合」って訳したんだな。いつの間にか「技術革新」なんて言葉になってしまった。
ましてや、技術革新なんて勘違いして「自社においてイノベーションを目指す」コレダメ。
これではまさに masturbation ほら、ダメでしょ。
コレでは永久に到達出来ないことを意味しています。
少し、日本がダメになっていく理由がお判り頂けたでしょうか。
異なる分子を社外に得て、その方を招聘して、なおかつその方と異なる部分を共有しつつ、創造活動を計画し、実戦して確かめ、改造して合意点を高めて、商品開発して、社会に出して改善を進めるのです。
そうして創りだされるのは、「新しい商品によって、新しい生き方を提案する」ものでなければならないのです。
新しい価値の創造ということはそういうことでしょう。
商品の為にする商品ではイノベーションの範疇ではなく、単に新しい商品に過ぎません。
「全く新しい生き方をが始まる。」ものである必要があります。
ソレには、「今の生き方に不満」を持っている異分子を探すことから始まるのでしょう。
売るべき商品は、競争から外す必要がある。
既存のルートは一切通さない。
全く新しい素材を、新しいルートで仕入れて、これまでと違った方法で創る「新しい商品」。
それは、新しい生き方を顧客に約束する。
そして、新しい方法とルートを使って、これまでとは違った顧客に、違った方法で届ける。
旧来の者に、邪魔されずに普及に入れる。最初の邪魔者は社内にいる諸君だ。
コレやらないと、今の時代、会社は潰される恐れが有る。
やはり、シュンペーターさんはエライ!
でも「売れるかどうか判らない」って、心配ない。
ドラッカーさんが7つのイノベーションで言ってる。
「売ってみろ。」そうすりゃ顧客が教えてくれる。(ここは書いてない。意読だ。)
「失敗だったら改める。予期せぬ成功だったら売ればいい。」何故だ?「顧客の答えだから。」と書いてある以上、「なんでもいいからとりあえず売ってみろ。」が正解。
7つ目に「狙ったイノベーション」とあるのを読めば、ひとつ目の解はそういうこと。
途中を選ばず最初を狙うべき。が、順序をつけたドラッカーさんの教え。
こう書いた解説書は見たことありませんが、「もしドラ」より少しは理解すすんだと思います。